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講演履歴(2012年度 前期)

「坂の上の坂をどう生きるのか」

藤原 和博
藤原 和博

東京学芸大学 客員教授
杉並区立和田中学校・前校長

これからの人生戦略には情報編集力が不可欠だ。リクルート社初代フェロー、東京都初の民間中学校長等と精力的に活躍する藤原氏が登壇。キャリア形成や人間関係構築の築き方など「藤原流・生きるヒント」を伝授する。

「マクドナルドの経営改革」

原田 泳幸
原田 泳幸

日本マクドナルドホールディングス株式会社
代表取締役会長兼社長兼CEO

マックは、2011年12月期に上場来最高益を更新。異業種から経営トップに就任し、それまでの価格戦略を見直し、独自性溢れるメニュー開発やサービス向上策で着実な成長・発展を遂げてきた原田氏が経営改革と経営の本質について語る。

「混沌に立ち向かうということ」

内田 樹
内田 樹

神戸女学院大学 名誉教授
凱風館 館長

「街場シリーズ」をはじめ、現代社会のさまざまな事象を市井の目線から鋭く読み解き、ベストセラーを次々と発表する内田先生。不条理に満ちた時代にあって、混沌に向き合い21世紀を生きて行くために必要な心の持ち方と態度をお聞きする。

「ひとはなぜ絵を描くのか」

日比野 克彦
日比野 克彦

アーティスト

ひとはなぜ絵を描くのか?世界各地で出会った煌めく瞬間をスケッチし、ある時はパリのホテルに3日間閉じこもり描き続ける。一方で明後日朝顔など社会と芸術を結ぶ参加型プロジェクトも多く手掛ける日比野氏にアートの源泉を伺う。

「浅野温子 日本の神話よみ語り」

浅野 温子
浅野 温子

女優
國學院大學 客員教授

日本人の自然観、神観念を伝えてきた神話は日本の大切な財産。10年にわたり全国各地の神社で“一人語り舞台”を行っている浅野氏が、丸の内で「ヤマタノオロチ」「天の岩屋戸」など神々の物語を独演する。

「かかわり方のまなび方」

西村 佳哲
西村 佳哲

リビングワールド代表
働き方研究家

人間は、他人との関わりから自分が生きていることを感じる時に安らぎ、力を得る。「つくる・書く・教える」仕事で数多くの関わりを経験してきた西村氏が、これからの社会に必要とされるであろう関わり方の技術とセンスを語る。

「垣根を越える創造力」

川村 真司
川村 真司

PARTY クリエイティブディレクター

NYをベースに著名ブランドのグローバルキャンペーンを手掛ける一方、手の中に小さな虹を作れる本Webカムストロボを使った斬新なMV製作も行う。既存の枠組みや思考に囚われず活躍する川村氏から、自由な発想と表現について伺う。

「つながることが価値になる~インターネットが実現する心あたたまる関係と収益化~」

武田 隆
武田 隆

株式会社エイベック研究所 代表取締役

ウエブサイト制作の先駆者から2000年当時まだ未知の存在だったコミュニティ・マーケティングの世界に転身。以降300社以上の支援経験を持つ武田氏が進化し続けるソーシャルメディアから生まれる価値と収益につなげる方法を解説する。

「日本人と仏教~日常に潜む仏教文化~」

釈 徹宗
釈 徹宗

浄土真宗本願寺派 如来寺第19世住職
相愛大学 人文学部教授

音楽や踊り、建築や生活様式、伝統芸能からサブカルチャーにいたるまで、私達の生活の端々には、仏教の精神が潜んでいたり仏教テイストが加味されている。庶民のための仏教を実践する釈氏から日本人の宗教性や仏教性について伺う。

「HOUSE VISION―産業の未来を可視化するデザイン」

原 研哉
原 研哉

デザイナー
武蔵野美術大学 教授

「人が生きて環境をなす。そこに蓄えられた叡智がデザインである」古来より自然と共生し独自の美意識や哲学を生み出してきた日本人の創造力を次代に活かすには?国内外で活躍する原氏がこれからの日本のデザインの可能性について語る。

「ロンドンまで2ヶ月、五輪の見方」

二宮 清純
二宮 清純

スポーツジャーナリスト
(株)スポーツコミュニケーションズ 代表取締役

日本人選手の活躍は勿論のこと、初めて女子が26種の競技全てに参加し、既存施設を活用する都市型開催としても注目集まるロンドン五輪。開幕を2ヶ月後に控え、様々なスポーツに造詣の深い二宮氏ならではの視点から見どころを伺う。

「異端の思想 経済ナショナリズムとは何か」

中野 剛志
中野 剛志

京都大学大学院工学研究科 准教授

反TPPの先鋭的な論者として知られる中野准教授。その政策論のベースには、異端の思想「経済ナショナリズム」がある。グローバリズムとは何か、豊かな経済社会とは何か、世界の危機を克服するために、真の「国力」を考える。

「日本財政の何が問題か」

土居 丈朗
土居 丈朗

慶應義塾大学経済学部 教授

野田政権が愚直なまでに邁進する「社会保障と税の一体改革」には、政策論の前に、もっと国民レベルの議論があってしかるべき。財政学が専門で内閣府等の審議会にも関わってきた土居教授が、日本財政の本質的問題を解説する。

「改革なき増税はギリシャへの道―変わらないことが最大のギャンブル」

古賀 茂明
古賀 茂明

元経産省官僚
大阪府市統合本部 特別顧問

組織の内側から霞ヶ関改革に取り組んだ改革派官僚。現在は大阪府市特別顧問として橋下改革の参謀を務める。変わらないことが最大のギャンブルだと信ずる古賀氏が、改革を阻む守旧派の論理といま国民が起こすべき行動について語る。

「企画を生む『「気づく」技術』塾」

おちまさと
おちまさと

プロデューサー

前回好評の「企画脳の作り方」から5年を経ての再登壇。25年以上にわたり様々な分野のプロデュースに関わり、企画の成否に関わるポイントを考えてきたおち氏が、企画の根源である「気づき」の重要性と気づくための技術を熱く語る。

「現代の常識を疑う」

成毛 眞
成毛 眞

HONZ代表
株式会社インスパイア 取締役ファウンダー

就活には日経、日本人に英語は必須...その常識は正しいのか?マイクロソフト代表取締役退任後に投資コンサル会社を設立し、社外取締役や客員教授、著作や書評と八面六臂の活躍を行う成毛氏が自分の頭で考えることの大切さを語る。

「自分のアタマで考えよう~知識の時代から思考の時代へ~」

ちきりん
ちきりん

ライター
ブログ 「Chikirinの日記」運営者

独自の視点と論理で月間100万PVを誇る自称“おちゃらけ社会派”ブロガーちきりん氏。博識な人から自分の頭で考えられる人が求められる時代にむけ、知識や分析作業と思考の違いを明確にし、思考法やスキルを高める訓練法を説明する。

「個人が変わる、集団が変わる、組織が変わる~アクション・リサーチ、組織開発、組織エスノグラフィー~」

金井 壽宏
金井 壽宏

神戸大学大学院経営学研究科 教授

個人に変化や元気がなければ集団や組織も変われないし日本も元気になれない。2年ぶりの登壇となる金井教授がアクション・リサーチ、組織エスノグラフィーを個人から国に至るまでの変革につなげ組織開発を進める取組みについて語る。

「石川遼はこんな環境で育った」

石川 勝美
石川 勝美

埼玉縣信用金庫 法人事業部推進役 (石川遼選手の父親)

2007年に史上最年少の15歳でプロツアー優勝、翌年にプロ転向を果たし活躍を続ける石川遼選手。マスターズ優勝という遼選手の夢に寄り添い、息子の持つ可能性を伸ばすことに心を砕いてきた父・勝美氏にその想いや信念をお聞きする。

「トイレ掃除で会社が変わるのか~掃除、5Sを考える~」

加護野 忠男
加護野 忠男

甲南大学 特別客員教授

大森 信
大森 信

日本大学経済学部 教授

トイレ掃除で会社が良くなる!?昔から多くの企業・組織で重要視されてきた5Sの果たす役割を実証研究する新進気鋭の大森准教授と日本を代表する経営学者加護野教授。師弟二人が、企業経営におけるトイレ掃除の意味や意義を考察する。
※本講演は各45分の講演と質疑応答30分の構成です。

「星空を作るという仕事~MEGASTAR開発ストーリー~」

大平 貴之
大平 貴之

プラネタリウム・クリエーター
有限会社大平技研 代表取締役

標準の100倍以上にあたる410万の星を映す「MEGASTAR」を個人で製作。宇宙に魅せられ、より美しい星空作りを追求し続け、2011年には最先端プラネタリウムのギネス認定も受けた大平氏に、開発の裏側や最新情報、今後の夢などを伺う。

「天皇制の本質~文献史学より~」

本郷 和人
本郷 和人

東京大学史料編纂所 教授

皇位継承問題や女性宮家創設など天皇制にまつわる議論は、今日のホットイシューである。では、歴史学からみた天皇制の本質とは何か?中世史専門で今年の大河ドラマの時代考証も担当する本郷准教授が「万世一系」の本質に迫る。

「囲碁の魅力」

正倉院には碁盤が収められ、2010年度には国内競技人口640万人を誇る囲碁。人気漫画の監修や大河ドラマの演技指導を通じ普及に努め、母となっても棋士として活躍を続ける吉原氏に囲碁との関わり、その魅力と素晴らしさを伺う。

「知をつなぐデザインとリーダーシップ」

妹尾 大
妹尾 大

東京工業大学大学院社会理工学研究科 准教授

働く場が知をつなぐ空間になると働き手の目的意識と働き方が変わる。良循環が生まれれば組織成果が向上する。個人と組織の動的プロセスを研究する妹尾准教授が空間や働き方の設計で成果向上に導いた事例を紹介し考察を深めていく。

「行動観察のビジネスへの応用(付加価値提案と生産性向上)」

松波 晴人
松波 晴人

大阪ガス行動観察研究所 所長

ポスターや自販機の位置を変えるだけで売上が劇的にのびる…。勘と経験が占めていた領域に、人の行動を観察分析し潜在的なニーズを探る行動観察を導入し付加価値提案や生産性向上に寄与する松波氏にその理論と成功事例をお聞きする。

「グローバリゼーションの中での建築デザインを考える~最近のプロジェクトを通して~」

槇 文彦
槇 文彦

建築家

建築家とは人間と向き合い世の中の潜在的な願望を形にする職業。ヒルサイドテラスや幕張メッセ等、半世紀以上にわたり第一線で活躍を続け、プリツカー賞や2011年AIAゴールドメダルに輝いた槇氏が建築から見た日本を語る。