2001/10/23 (火) 「経済改革待ったなし」 加藤 寛 千葉商科大学学長・慶應義塾大学名誉教授 底の見えない日本経済。早急な経済改革なくしては日本に明るい未来はない。『夕学五十講』後期講演全25回の一番手である加藤教授に喝を入れていただこう。コメンテーター:小澤太郎(慶應義塾大学総合政策学部助教授)
2001/10/24 (水) 「ベンチャーが拓く日本」 米倉誠一郎 一橋大学イノベーション研究センター教授 ベンチャー企業が低迷する日本経済を打破するカギとなる。暗闇に一筋の光明を見出すべく、イノベーション研究の第一人者である米倉教授に語っていただく。コメンテーター:青井倫一(慶應義塾大学大学院経営管理研究科委員長・ビジネススクール校長)
2001/10/25 (木) 「ベンチャーマインド」 成毛 眞 株式会社インスパイア代表取締役社長 もっとも成功したベンチャーの経営者の一人である成毛氏。オールドエコノミーを元気にする知的レベルの高いコンサルティングファームから次世代ビジネスへつながる考え方を学ぼう。コメンテーター:青井倫一(慶應義塾大学大学院経営管理研究科委員長・ビジネススクール校長)
2001/10/30 (火) 「真の構造改革とは何か?」 寺島実郎 株式会社三井物産戦略研究所所長・財団法人日本総合研究所理事長 構造改革が叫ばれて久しいが、組織の改変だけでは抜本的な改革は望めない。苦あれば楽あり。不況脱出と次なる繁栄の実現に向けて、本当の構造改革について耳を傾けよう。コメンテーター:竹森俊平(慶應義塾大学経済学部教授)
2001/10/31 (水) 「日本経済の改革と経済動向」 伊藤元重 東京大学大学院経済学研究科教授 多くの社会人にとって、経済改革と経済動向は最大の関心事である。国際経済を専門としつつも、経済全般に精通した知識と深遠な洞察力をもつ伊藤教授が語る。コメンテーター:大山道広(慶應義塾大学経済学部教授)
2001/11/01 (木) 「新産業革命~ITを活用した新生産システム~」 山田眞次郎 株式会社インクス代表取締役社長 ITは目的ではなく、知的産業革命への手段である。ベンチャー企業経営者で『経済再生』の著者でもある山田氏にITを用いた新・産業革命について語っていただく。コメンテーター:青井倫一(慶應義塾大学大学院経営管理研究科委員長・ビジネススクール校長)
2001/11/06 (火) 「日米ベンチャー比較」 奥村昭博 慶應義塾大学大学院経営管理研究科・ビジネススクール教授 一言でベンチャーといっても、日本とアメリカではおかれる環境や組織は同じ括りにできないくらいの違いがある。組織と戦略を専門とする奥村教授に最新の研究結果を伺う。コメンテーター:青井倫一(慶應義塾大学大学院経営管理研究科委員長・ビジネススクール校長)
2001/11/07 (水) 「財政改革の処方箋」 大田弘子 政策研究大学院大学教授 いまや国民一人あたりの借金は500万円以上にも膨れ上がっている。財政改革が必要とされながらも景気対策とのはざまで苦しい展開を迫られている。大田教授による処方箋が一石を投じる。コメンテーター:吉野直行(慶應義塾大学経済学部教授)
2001/11/15 (木) 「最高裁が動かすアメリカ」 阿川尚之 慶應義塾大学総合政策学部教授 それぞれ独自の州法をもつ50州を束ね、アメリカをまとめあげる最高裁。米国の弁護士資格を取得し、憲法にも精通している阿川教授にその独自性を論じていただく。コメンテーター:大沢秀介(慶應義塾大学法学部教授)
2001/11/20 (火) 「21世紀型国際システムとG・W・ブッシュ大統領のアメリカ」 猪口邦子 上智大学法学部教授 「New War」で幕を開けた21世紀。それに直面するブッシュ政権と関係諸外国。これからの国際システムはどうあるべきか、国際政治学専門の猪口教授に伺う。コメンテーター:久保文明(慶應義塾大学法学部教授)
2001/11/21 (水) 「会社人間、社会に生きる」 福原義春 株式会社資生堂名誉会長 その人柄に財界にもファンの多い福原氏。メセナなど企業を超えた文化活動の推進者でもある。著書『会社人間、社会に生きる』について伺おう。コメンテーター:青井倫一(慶應義塾大学大学院経営管理研究科委員長・ビジネススクール校長)
2001/11/28 (水) 「美女で野獣~元気になるアンチポジティブシンキング~」 荻野アンナ 慶應義塾大学文学部助教授 「美女で野獣???」講師自身を表しているのか想像力を掻き立てる。芥川賞作家で文学部助教授でもある荻野女史の持つ豊かな「ことば」を堪能しよう。コメンテーター:関知良(中央公論新社 雑誌編集局編集企画部長)
2001/11/29 (木) 「技術と安全保障~日米関係を中心に~」 薬師寺泰蔵 慶應義塾大学法学部教授 安全保障問題は今話題のトピックス。著書『テクノヘゲモニー』で技術の視点抜きに国際政治の全貌は解けないと論じる薬師寺教授が日米関係を語る。コメンテーター:添谷芳秀(慶應義塾大学法学部教授)
2001/12/04 (火) 「デフレ下の金融政策」 深尾光洋 慶應義塾大学商学部教授 デフレの中では右肩上がり経済の常識が通じず金融政策の失敗は更なる混乱を引き起こす。効果的な金融政策と効果について深尾教授に伺う。コメンテーター:金子隆(慶應義塾大学商学部教授)
2001/12/05 (水) 「2002年 日本の進路」 岸井成格 毎日新聞社 役員待遇編集委員 アメリカにおける一連のテロに始まる国際危機で混沌とする世界情勢。その中で日本はどういう選択を行うべきか。我々の進路を毎日新聞編集委員の岸井氏が指し示す。コメンテーター:曽根泰教(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授)
2001/12/06 (木) 「アナウンサーをうならせた名人達の言葉」 福井謙二 株式会社フジテレビジョン編成制作局アナウンス室 調整担当部長 話のプロであるアナウンサーたちをも感嘆させる名言を生み出すのも、またそれぞれの道のプロである。福井氏の豊かな経験に耳を傾けよう。コメンテーター:荻野アンナ(慶應義塾大学文学部助教授)
2001/12/12 (水) 「日本経済~財政金融政策について~」 吉野直行 慶應義塾大学経済学部教授 何かと話題にのぼる財政金融政策。大学で研究の傍ら、財政制度審議会委員も務める吉野教授に最新の動きを解説していただこう。
2001/12/13 (木) 「グローバル化と日本語、そして芝居」 江守 徹 俳優 生きた言葉の変遷が激しいが、グローバル化が日本語にもたらす影響はどういうものか。俳優の江守氏が芝居を通じて感じる変化を語る。コメンテーター:荻野アンナ(慶應義塾大学文学部助教授)
2002/01/17 (木) 「イノベーションの組織能力~なぜ日本は強く、そして弱いのか~」 楠木 建 一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授 良悪が表裏一体な日本的組織と経営。不況の日本を救うイノベーションはおこせるのか。実証研究を行っている楠木助教授が可能性を探る。コメンテーター:青井倫一(慶應義塾大学大学院経営管理研究科委員長・ビジネススクール校長)
2002/01/23 (水) 「小泉内閣の直面する課題と展望」 草野 厚 慶應義塾大学総合政策学部教授 先の見えない「新しい戦争」の勃発で政治・経済両面でさらに多難な局面を迎えた小泉内閣。総合政策学部の草野教授が課題と展望について政治学的分析を行う。コメンテーター:香川敏幸(慶應義塾大学総合政策学部教授)
2002/01/29 (火) 「小泉構造改革と日本経済の再生~生活産業創出のすすめ~」 島田晴雄 慶應義塾大学経済学部教授・内閣府特命顧問 講演者が樋口廣太郎(アサヒビール株式会社相談役名誉会長)より島田晴雄(慶應義塾大学経済学部教授)に変更になりました。 政府関連の委員を歴任し、内閣府特命顧問に任命された島田教授。豊かな経験から構造改革の進展と日本経済再生へ向けての提案を熱く語る。
2002/01/31 (木) 「企業の再生と構造改革」 許斐義信(このみ よしのぶ) 慶應義塾大学大学院経営管理研究科・ビジネススクール教授 構造改革を求められている日本企業。コンサルタント経験もある許斐教授が類似の制度体系下にある欧州企業との対比から企業再生への道をあぶりだす。コメンテーター:青井倫一(慶應義塾大学大学院経営管理研究科委員長・ビジネススクール校長)
2002/02/07 (木) 「デジタル人本主義への道」 伊丹敬之 一橋大学大学院商学研究科教授 背反して聞こえる「デジタル」と「人本主義」だが、実は人本主義とデジタルの融合が優位性を導く。経営学の権威である伊丹教授に伺おう。
2002/02/13 (水) 「日本の政治で問われているもの」 小林良彰 慶應義塾大学法学部教授 政治への関心から小泉政権が誕生した。国民は政治に何を求めているのか。海外で教鞭をとった経験もあり、選挙制度にも精通している小林教授が解説する。コメンテーター:梅垣理郎(慶應義塾大学総合政策学部教授)
2002/02/19 (火) 「パラダイム崩壊の時代における価値創造型組織とは~硬い組織と柔らかな組織の統合を考える~」 花田光世 慶應義塾大学総合政策学部教授 組織の中での従来型パラダイムが崩壊している現在、価値を生み出せる組織とは何か。ビジネスパーソンの関心事について人事の専門家、花田教授が語る。