2008/10/17 (金) 「財務省の真実」 高橋 洋一 東洋大学経済学部 教授 数十兆円とも言われる「霞ヶ関埋蔵金」。その存在を明らかにし、日本中を驚かせた高橋氏。元財務官僚だからこそ語れる官僚機構の欠陥と財投改革の方向性を聞く。
2008/10/20 (月) 「漱石に学ぶ“悩む”力」 姜 尚中 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 教授 夏目漱石は、百年前に現代人と同じ悩みに向き合っていた。自らも漱石の著作を通して人生の思索を繰り返してきた姜教授に、悩みながら真の強さを掴む方法を伺う。
2008/10/21 (火) 「ケータイの未来~まだまだ進化するIT革命~」 夏野 剛 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特別招聘教授 技術の進歩、サービスの革新とともに進化し続けるケータイ。iモード立ち上げ、FOMA再生、おサイフケータイ開発に携わってきた夏野氏がケータイの未来を占う。
2008/10/27 (月) 「世界の中の中国、中国の中の世界」 国分 良成 慶應義塾大学法学部長・教授 華やいだ北京五輪の陰で見え隠れしてきた中国の課題。現代中国政治研究の第一人者、国分教授が「宴の後」の中国が何を考えどこに行こうとしているのか読み解く。
2008/10/30 (木) 「グローバル世界と日本」 黒川 清 政策研究大学院大学 教授 環境、エネルギー・食糧危機、地球規模の問題が山積する今、科学技術立国日本が果たせる役割は何か。医学者で日本学術会議会長も務めた黒川教授が熱く語る。
2008/11/06 (木) 「脳の働きと生活習慣」 築山 節 財団法人河野臨床医学研究所 理事長 多忙な現代人の多くが仕事の効率、人間関係、意欲の向上などの悩みを抱える。脳科学専門の築山氏がそれらを解決する脳の働きと生活習慣について解説する。
2008/11/11 (火) 「学び直しのススメ」 内館 牧子 脚本家 脚本家として活躍する一方で、女性初の横綱審議委員として大相撲にもモノ申す内館氏。50歳を過ぎて東北大大学院で学んだ経験を踏まえて、中高年の学びを語る。
2008/11/12 (水) 「アメリカはどこへ行く」 藤原 帰一 東京大学大学院法学政治学研究科 教授、映画評論家 オバマか!マケインか!いずれが勝利を収めても超大国アメリカの進む道は険しい。米大統領選の結果をふまえ藤原教授が国際政治のリアリズムを解説する。
2008/11/14 (金) 「地頭力を鍛える」 細谷 功 ザカティーコンサルティング ディレクター あらゆる情報が氾濫し思考停止に陥りやすいこの時代。掴み所のない大きな難問にどう対処すればよいのか。コンサルタント経験豊富な細谷氏に地頭力鍛錬法を伺う。
2008/11/19 (水) 「源氏物語の世界」 加賀美 幸子 アナウンサー(元NHK)、千葉市女性センター名誉館長 古くて新しいテーマ、人間の感情の機微。創作から千年を経て、なおも色褪せずに世界の人々に愛される源氏物語の魅力について加賀美氏に語っていただく。
2008/11/25 (火) 「限界を超える挑戦」 三浦 雄一郎 プロスキーヤー、クラーク記念国際高等学校 校長 不整脈、2度の心臓手術を乗り越え75歳にして2度目のエベレスト登頂を成し遂げた三浦氏。限界を超えてなお、夢に向かう意思の素晴らしさを語っていただく。
2008/11/27 (木) 「コマツの経営構造改革~強みを磨き、弱みを改革~」 坂根 正弘 コマツ 代表取締役会長 わずか数年で、赤字経営から日本を代表する超優良企業へとV字回復を遂げたコマツ。社長として大変革を指揮した坂根氏に、コマツ流構造改革論をお聞きする。
2008/12/01 (月) 「勝負を決める思考法」 羽生 善治 棋士 6つの永世称号を持ちながら、再びの黄金時代を予感させる絶好調の羽生氏。劣勢にあっても粘り強く耐え続け、局面を勝利へと導く思考法、決断力についてお聞きする。
2008/12/03 (水) 「オーラルヒストリーにみる政治家の対比列伝」 御厨 貴 東京大学先端科学技術研究センター 教授 日本政治専門の御厨教授が初登壇。様々な政治家の肉声と感性に触れ記録を重ねてきたオーラルヒストリアンの立場から日本の政治システム、政治家の特性に迫る。
2008/12/05 (金) 「仕事を楽しむライフハック!」 小山 龍介 松竹株式会社 新規事業担当プロデューサー もっと効率よく楽しく仕事ができたら!ビジネスパーソンの夢ともいえるライフハックがシンプルな方法で実現可能という提唱者の小山氏にそのコツと学習法を伺う。
2008/12/09 (火) 「環境問題の本質~エネルギーと食糧~」 池田 清彦 早稲田大学国際教養学部 教授 「地球温暖化の脅威は本当か?」環境問題について独自の視点から世の大勢とは異なる見解を発信つづけている池田教授が表面的エコ論ではない本質と対策を語る。
2008/12/11 (木) 「暗愁のゆくえ」 五木 寛之 作家 自ら人生に深く向き合い、現代人の抱える根源的な問題について様々な題材を扱い本を著してきた五木氏。ゴール無き旅である人生の奥深さについて語っていただく。>>本講演は講演90分のみの開催となります。
2008/12/15 (月) 「『武士の家計簿』から読む幕末・維新の生き方」 磯田 道史 茨城大学人文学部 准教授 幕末・維新の激動期、勘定方(会計)の専門技能を武器に逞しく生き抜いた加賀藩出身のある一族がいた。気鋭の歴史学者磯田准教授が語る、武士の生き方論に注目。
2008/12/19 (金) 「プロ野球ビジネスにおけるブランディングコンセプトとマーケティングの実際」 島田 亨 株式会社楽天野球団 代表取締役社長 オーナー 二宮 清純 スポーツジャーナリスト 仙台を拠点に球団の戦力・エンターテイメント力の強化を図り、地域を巻き込み前進する島田氏。感動と夢をビジネスにつなげる経営戦略と今後の展望をお聞きする。>>本講演は島田氏の講演60分、対談・質疑応答60分で開催します。>>講演タイトルが「楽天イーグルス島田が語る「経営の本質」」から変更となりました。
2009/01/14 (水) 「東洋思想に学ぶ人間力」 田口 佳史 株式会社イメージプラン 代表取締役社長、東洋と西洋の知の融合研究所 代表理事 温故知新。混沌とした時代を生き抜く力は古代中国の先人の知恵に宿っていた。老荘思想を顧客の経営に活かす活動を行ってきた田口氏が日本人の生き方を問い直す。
2009/01/20 (火) 「歌舞伎の伝統と美学」 渡辺 保 演劇評論家 400年前、庶民の娯楽として生まれた歌舞伎は、江戸文化の成熟期を経て洗練され独特の美学を形成してきた。歌舞伎評論の第一人者、渡辺氏にその魅力を伺う。
2009/01/22 (木) 「由布院に吹く風」 中谷 健太郎 由布院盆地 旅館 亀の井別荘 主人 政治に翻弄されながらそれに頑固に抗うムラを作ってきた由布院。由布院を全国ブランドに押し上げた旅館の主人がその歴史、文化、自然などへの熱い想いを語る。
2009/01/30 (金) 「万葉のうた、現代のうた」 佐佐木 幸綱 歌人、早稲田大学 教授 霊的な力が宿るとされる一方で、娯楽として万葉の昔から時代や階級を超えて広く詠まれてきた歌。日本人の生活に密着してきた歌の心について佐佐木教授に伺う。
2009/02/06 (金) 「アダム・スミス再訪」 堂目 卓生 大阪大学大学院経済学研究科 教授 「見えざる手」という表現から市場原理主義の祖とされるアダムスミス。実は道徳感情論という倫理的側面に着目するもう一つの顔があった。常識を覆す講演に期待。
2009/02/09 (月) 「組織の不条理を克服するために」 菊澤 研宗 慶應義塾大学商学部 教授 組織において、やるべき事、やらねばならぬ事はしばしば正当性・社会性と相反する。組織の不条理を克服し、進化した組織へと導く処方箋を菊澤教授に頂く。