講師紹介
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講師略歴
1955年6月 福岡県八女市(旧・黒木町)生まれ。久留米工業高等専門学校 機械工学科卒。
東京都大田区役所に就職、後に図書館司書を務める。その間に数々の新人賞に応募し『師直の恋』で佳作となる。
1990年に発表した『血の日本史』でデビュー。この作品で注目を集め「隆慶一郎が最後に会いたがった男」という伝説がうまれた。
作品に『関ヶ原連判状』『信長燃ゆ』『等伯』『家康1・2』『宗麟の海』など多数。
2018年7月『信長はなぜ葬られたのか』(幻冬舎)
2019年1月『信長になれなかった男たち(戦国武将外伝)』(幻冬舎)を上梓。
2005年『天馬、翔ける』で第11回中山義秀文学賞を受賞。
2013年『等伯』で第148回直木賞受賞。
2015年 福岡県文化賞受賞。
2017年 福岡市文化賞受賞。
安部龍太郎オフィシャルサイト: https://aberyutarou.com/
講演内容
「信長はなぜ葬られたのか」
歴史小説家になって三十年、ずっと織田信長に取り組んできました。彼のことが分かれば日本と日本人が分かる。そう思ったからですが、巨大な天才の実像はなかなかつかめません。しかし、なぜ信長が分からないのかについては、理解できるようになりました。その原因は江戸時代の鎖国史観、身分差別史観を、明治維新以後も是正することなく受け継いだことにあります。
そうしたベールをはぎ取ったなら、戦国時代はどう見えるのか。新しい歴史観をお楽しみいただければ幸いです。
「クロシングでの視聴はこちら」
※本講演は終了していますが、過去開催の「夕学講演会」約140本を、オンデマンド視聴可能な「クロシング(夕学アーカイブ)」より全編ご視聴いただけます。
(お申込み後、7日間無料体験いただけます。なお、ご視聴には会員情報登録(クレジットカード登録含む)及び初期設定が必要です。)
主要著書
『血の日本史』新潮社、1990年(1993年・新潮文庫)『彷徨える帝』新潮社、1994年(1997年・新潮文庫/2005年・角川文庫)
『関ヶ原連判状(上・下)』新潮社、1996年(2011年・集英社文庫)
『信長燃ゆ(上・下)』日本経済新聞社、2001年(2004年・新潮文庫)
『恋七夜』集英社、2007年(2009年・集英社文庫)
『道誉と正成』集英社、2009年
『下天を謀る(上・下)』新潮社、2009年(2013年・新潮文庫)
『蒼き信長(上・下)』毎日新聞社、2010年(2012年・新潮文庫)
『レオン氏郷』PHP研究所 2012年(2015年・PHP文芸文庫)
『等伯(上・下)』日本経済新聞出版社、2012年(2015年・文春文庫)
『五峰の鷹』小学館 2013年(2016年・小学館文庫)
『冬を待つ城』新潮社、2014年(2017年・新潮文庫)
『維新の肖像』潮出版社、2015年(2017年・角川文庫)
『姫神』文藝春秋、2015年(2018年・文春文庫)
『おんなの城』文藝春秋、2016年(2018年・文春文庫)
『半島をゆく 第1巻 信長と戦国興亡編』(共著)、小学館、2016年
『家康(一)自立篇』幻冬舎、2016年
『宗麟の海』NHK出版、2017年
『平城京』KADOKAWA、2018年
『信長はなぜ葬られたのか』幻冬舎(幻冬舎新書)、2018年
『家康(二)不惑篇』幻冬舎、2018年
『信長になれなかった男たち』幻冬舎(幻冬舎新書)、2019年
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