講師紹介
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講師略歴
1968年生まれ。1991年、一橋大学商学部卒業後、博報堂に入社。生活総合研究所、イノベーション・ラボで消費者研究、技術普及研究に従事。
2008年、東京大学大学院総合文化研究科博士後期過程を修了(学術博士)。
2011年、一橋大学大学院商学研究科准教授、2015年、同教授。
ミクロ視点での普及学、グローバルマーケティング、ユーザーイノベーション論、未来洞察手法、デザインとイノベーションの関係などを研究している。
講演内容
「企業経営とデザインの力」
日本ではデザインという言葉が、色やカタチという狭い意味に封じ込められてしまった歴史ゆえ、本来の「設計」という概念が含まれなくなってしまいました。そのため、日本の企業経営の意思決定において、デザインという要素はひどく軽んじられてきている実態があります。しかしアップルやダイソンなど世界的な成功をしている企業は、経営の最高意思決定でデザインという要素が重視されています。このような問題について、調査データをもとに解決策の説明をします。主要著書
『デザインがイノベーションを伝える―デザインの力を活かす新しい経営戦略の模索』有斐閣、2014年『イノベーションの誤解』日本経済新聞出版社、2015年
『日本は次に何を売るか』(編著)、同文舘出版、2015年
『未来洞察のための思考法:シナリオによる問題解決』(編著)、勁草書房(KDDI総研叢書)、2016年
『Twitter カンバセーション・マーケティング ビジネスを成功に導く"会話"の正体』(共著)、日本経済新聞出版社、2016年
『日本企業は次に何を学ぶべきか』(編著)、同文舘出版、2016年
『インドネシアはポスト・チャイナとなるのか―アジア巨大市場の10年後』(編著)、同文舘出版、2018年
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