講師紹介
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講師略歴
1982年大阪生まれ、東京育ち。2005年東京大学工学部航空宇宙工学科卒業。
2012年マサチューセッツ工科大学(MIT)航空宇宙工学科博士課程および同技術政策プログラム修士課程修了。
2012年4月より2013年3月まで、慶應義塾大学理工学部の助教として、学生を指導する傍ら、航空宇宙とスマートグリッドの制御を研究。
2013年5月よりアメリカ航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory)で研究員として勤務。
現在は、2020 年打ち上げ予定のNASA 火星探査計画『マーズ2020 ローバー』の自動運転やエウロパ着陸機の自立化ソフトウェアの開発に携わる他、将来の探査機の自律化に向けた様々な研究を行なっている。
ミーちゃんのパパ。阪神ファン。好物はたくあんだったが、塩分を控えるために現在節制中。
著書に『宇宙を目指して海を渡る』、『宇宙に命はあるのか』。
短編小説『天梯』にて第24回織田作之助賞・青春賞受賞(緒野雅裕名義)。
小野雅裕のブログ https://hiroono.com/ja/
Twitter @masahiro_ono
講演内容
「宇宙開発&ビジネスの来し方と行く末」時々、人類は科学技術によって万能の神に成り上がったかのように振る舞うことがあります。しかしひとたび宇宙に出ると、いかに我々が少ししか知らないか、いかに我々の技術は非力かを度々思い知らされます。広大な宇宙のスケールで見ればほんの裏庭くらいでしかない太陽系内の惑星ですら宇宙探査機を送り込むのに様々な困難があり、謎も多く残されています。人は宇宙の前に謙虚にならざるを得ません。人類文明はまだ赤子です。始まったばかりの宇宙への旅において、我々がどこまで到達したか、そしてこの先の旅路はいかなるものかを、お話ししましょう。
「クロシングでの視聴はこちら」
※本講演は終了していますが、過去開催の「夕学講演会」約140本を、オンデマンド視聴可能な「クロシング(夕学アーカイブ)」より全編ご視聴いただけます。
(お申込み後、7日間無料体験いただけます。なお、ご視聴には会員情報登録(クレジットカード登録含む)及び初期設定が必要です。)
主要著書
『宇宙を目指して海を渡る』東洋経済新報社、2014年『宇宙に命はあるのか』SBクリエイティブ(SB新書)、2018年
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