講師紹介
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講師略歴
1974年 千葉県生まれ。1997年 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業
2000年 東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程修了
2001年 パリ第10大学哲学科DEA課程修了
2002年 社会科学高等研究院言語科学科DEA課程修了
2006年 東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学
2006年 東京大学大学院総合文化研究科21世紀COEプログラム「共生のための国際哲学交流センター」(UTCP)研究拠点形成特任研究員
2007年 東京大学大学院総合文化研究科グローバルCOEプログラム「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)研究拠点形成特任研究員
2008年 高崎経済大学経済学部講師
2009年 東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了。博士(学術)
2011年 高崎経済大学経済学部准教授
2015年 キングストン大学近代ヨーロッパ哲学研究センター訪問研究員(~2016年3月)
2018年 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授(現職)
専門:17世紀哲学、現代フランス哲学
Twitter ID: lethal_notion
講演内容
「「する」と「される」の外側~中動態の世界~」能動態でも受動態でもない中動態を通じて、人間のあり方について考えます。普段何気なく使っている「意志」という言葉を疑ってみることが目標です。哲学の話になりますが、哲学の知識は必要ありません。
主要著書
『僕らの社会主義』(共著)、筑摩書房(ちくま新書)、2017年『保育園を呼ぶ声が聞こえる』(共著)、太田出版、2017年
『中動態の世界─意志と責任の考古学』医学書院、2017年 ※第16回小林秀雄賞受賞
『民主主義を直感するために』晶文社、2016年
『近代政治哲学─自然・主権・行政』筑摩書房(ちくま新書)、2015年
『暇と退屈の倫理学 増補新版』太田出版、2015年 ※紀伊國屋じんぶん大賞受賞
『借りの哲学』(共著)、太田出版、2014年
『哲学の先生と人生の話をしよう』朝日新聞出版、2013年
『来るべき民主主義─小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題』幻冬舎(幻冬舎新書)、2013年
『ドゥルーズの哲学原理』岩波書店(岩波現代全書)、2013年
『哲学の自然』(共著)、太田出版、2013年
『社会の抜け道』(共著)、小学館、2013年
『暇と退屈の倫理学』朝日出版社、2011年
『スピノザの方法』みすず書房、2011年
(訳書)
『基礎づけるとは何か』(共訳)、ジル・ドゥルーズ著、筑摩書房(ちくま学芸文庫)、2018年
『ニーチェ』(訳)、ミシェル・オンフレ/マクシミリアン・ル・ロワ(共著)、筑摩書房(ちくま学芸文庫)、2012年
『アンチ・オイディプス草稿』(共訳)、フェリックス・ガタリ著、みすず書房、2010年
『カントの批判哲学』(訳)、ジル・ドゥルーズ著、筑摩書房(ちくま学芸文庫)、2008年
『ジル・ドゥルーズ』(訳)、青土社、2006年
『そのたびごとにただ一つ、世界の終焉<1・2巻>』(共訳)、ジャック・デリダ著、岩波書店、2006年
『マルクスと息子たち』(訳)、ジャック・デリダ著、岩波書店、2004年(2010年・岩波モダンクラシックス)
などがある。
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