講師紹介
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講師略歴
1956年横浜市生まれ。フランス政府給費留学生としてパリ第4大学に留学し、ラブレーを研究。
1986年ソルボンヌ大学 博士号取得。
2002年より、慶應義塾大学文学部 大学教授。
1991年『背負い水』で芥川賞受賞。
2002年『ホラ吹きアンリの冒険』で読売文学賞受賞。
2005年11代目金原亭馬生師匠に弟子入り、金原亭駒ん奈を名乗る。
2007年フランス教育功労賞シェヴァリエ叙勲。
2008年『蟹と彼と私』で伊藤整文学賞受賞。
講演内容
「落語家の人育て」落語家は「馬鹿じゃ出来ない、利口な人はやらない」と志ん生の言葉にあります。「馬鹿じゃできない」のは身をもって体験しました。本人が与太郎だと、与太郎は演じられないのです。与太郎の私も、金原亭馬生師匠に教えていただいて、はや十年。「利口」にならないことの大切さを、今の社会は忘れているのではないか、と思えてきました。そこらへんのコツを、改めて師匠に伺ってみたいと存じております。
■対談のお相手
金原亭 馬生氏(落語家)
主要著書
『背負い水』文藝春秋(文春文庫)、1994年『ラブレー出帆』岩波書店、1994年
『ホラ吹きアンリの冒険』文芸春秋、2001年
『ラブレーで元気になる』みすず書房、2005年
『蟹と彼と私』集英社、2007年
『電気作家』ゴマブックス、2015年
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