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講師紹介

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水島 宏明

講演日 2016/07/25 (月)

水島 宏明
ミズシマ ヒロアキ

ジャーナリスト
上智大学文学部新聞学科 教授

講師略歴

1957年生まれ。東京大学法学部卒業。
1982年に札幌テレビ(STV)に入社。札幌テレビで生活保護の矛盾を突くドキュメンタリー『母さんが死んだ』や准看護婦制度の問題点を問う『天使の矛盾』を制作。ロンドン、ベルリン特派員を歴任。湾岸戦争、イラク戦争、アフガン戦争、ルワンダ内戦、ユーゴ内戦、ベルリンの壁の崩壊、チェコ革命、ソビエト崩壊などの報道に従事。
日本テレビで「NNNドキュメント」ディレクターと「ズームイン!」解説キャスターを兼務。『ネットカフェ難民』の名づけ親として貧困問題や環境・原子力のドキュメンタリーを制作。
ドキュメンタリー「ネットカフェ難民」で2008年、芸術選奨・文部科学大臣賞(放送部門)受賞。
2012年4月に法政大学社会学部メディア社会学科教授。
2016年4月から上智大学文学部新聞学科教授。

NPO放送批評懇談会・理事、月刊「GALAC」副編集長。
「ヤフーニュース個人」や「東洋経済オンライン」などネット記事で発信中。

講演内容

「ニュースメディアに何が起きているのか」

今、ネットの影響でテレビも新聞も「ニュース」がめまぐるしく変化する時代に突入しています。
かつて私が「ネットカフェ難民」などを問題提起したテレビ報道の現場でも少し前の「常識」が通用せず、ジャーナリズムの倫理が崩壊しつつあります。
自らネットなどで発信するジャーナリストとして、またテレビなどの報道を分析する研究者として、「ニュース」が世の中をどう変えつつあるのかをわかりやすく解説します。

主要著書

母さんが死んだ しあわせ幻想の時代に』ひとなる書房、1990年(1994年・現代教養文庫
ネットカフェ難民と貧困ニッポン』日本テレビ放送網、2007年
テレビはなぜおかしくなったのか <原発・慰安婦・生活保護・尖閣問題>報道をめぐって』(金平茂紀、永田浩三、五十嵐仁との共著)、高文研、2013年
内側から見たテレビ やらせ・捏造・情報操作の構造』朝日新聞出版(朝日新書)、2014年

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