講師紹介
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講師略歴
1956年 東京生まれ1986年 慶應義塾大学大学院経済学研究科修了
同年 同大学経済学部助手を務める
現在 同大学経済学部教授
1986年7月 米国ロチェスター大学に留学
1989年9月 ロチェスター大学経済学博士号取得
読売東京本社客員研究員、財務総合政策研究所特別研究官
専門 : 国際経済学
講演内容
「追い詰められた欧州統合:多重危機を乗り越えられるか?」テロ、シリア難民、英国離脱、ギリシャ危機、東欧の非民主主義政権、カタロニア(スペイン)の分離問題、フランス、ドイツにおける極右政党の躍進など、欧州統合の現在直面する問題は多重的で、複雑に絡み合っている。このような危機的状況はなぜ生まれたのか。今年中に何が起こるのか。本講ではそれを検討する。
主要著書
『国際経済学』東洋経済新報社(プログレッシブ経済学シリーズ)、1994年『世界経済の謎』東洋経済新報社、1999年
『経済論戦は甦る』東洋経済新報社、2002年(2007年・日経ビジネス人文庫) ※第4回読売吉野作蔵賞
『世界デフレは三度来る(上下)』講談社、2006年
『1997年-世界を変えた金融危機』朝日新聞出版社(朝日新書)、2007年
『資本主義は嫌いですか』日本経済新聞出版社、2008年(2014年・日経ビジネス人文庫)
『米金融危機、日本の活路はどこにある!?』(小幡績との共著)、洋泉社、2008年
『経済危機は9つの顔を持つ』日経BP社、2009年
『中央銀行は闘う 資本主義を救えるか』日本経済新聞出版社、2010年
『日本経済復活まで-大震災からの実感と提言』中央公論新社、2011年
『国策民営の罠-原子力政策に秘められた戦い』日本経済新聞出版社、2011年
『ユーロ破綻そしてドイツだけが残った』日本経済新聞出版社(日経プレミアシリーズ)、2012年
『通貨「円」の謎』文藝春秋(文春新書)、2013年
『世界経済危機は終わった』日本経済新聞出版社、2014年
『逆流するグローバリズム ギリシャ崩壊、揺らぐ世界秩序』PHP研究所(PHP新書)、2015年
『欧州統合、ギリシャに死す』講談社、2015年
"Foreign Monopoly and Optimal Trariffs for the Small Open Economy," European Economic Review,33.1989. (R.W.Jonesとの共同論文)
"Optimal Trade Taxes in the Presence of Foreign Ownership and Equity Exchanges," Journal of International Economics,36.1994. (津曲正俊との共同論文)
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