講師紹介
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講師略歴
1989年東京大学卒業、1997年マサチューセッツ工科大学経営大学院修士課程修了、2003年筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士課程修了、博士(経営学)。KPMGのM&A部門ディレクターを経て、2003年より名古屋市立大学大学院経済学研究科助教授、2007年慶應義塾大学大学院経営管理研究科准教授を経て、2012年4月より現職。
KPMG時代には国内・クロスボーダーの大型M&A、企業再生案件のアドバイザリーなど実績多数。最近も買収防衛策発動、M&Aなどの妥当性に関する意見書、独立委員などの実績多数(平成27年3月まで東京電力ビジネスアライアンス委員会委員)。
現在、原子力損害賠償・廃炉等支援機構独立委員、日本証券業協会キャピタルマーケットフォーラム研究委員、経済産業研究所「企業統治分析のフロンティア」研究会委員、公認会計士試験委員などを務める。
学会活動として、アジアファイナンス学会Board Member、日本ファイナンス学会理事、日本経営財務研究学会評議員、行動経済学会監事。
M&A、企業ファイナンス、コーポレートガバナンスに関する研究論文を国内外の専門学術誌に多数掲載。日本経済新聞、日経ビジネス、週刊東洋経済など経済誌への寄稿も多数。ファイナンス、法制度、企業文化、経営者心理など多方面からM&Aなど企業行動を分析。
講演内容
「M&A時代を生き抜く経営:経営者、ガバナンス、そして企業価値」この10年間、企業のM&A(合併や買収)は増加を続け、最近では国境を越えるクロスボーダーM&Aも珍しくありません。こうした時代を生き抜くためには、経営者も一般の従業員もこれまでとは違う心構え、スキルなどが要求されます。講演では、講演者の最近の研究をベースに、具体的にどのような心構え、スキルが要求されるかを分かり易く解説していきます。M&Aに悩む経営幹部の方も、M&Aは興味あるけどよく知らないという方も、M&Aを通して日本企業や日本人のことを一緒に考えてみませんか。
主要著書
『M&Aと株価』(共著)、東洋経済新報社、2006年 ※第1回M&Aフォーラム賞受賞。『M&Aとガバナンス』(共著)、中央経済社、2005年ほか。
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