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講師紹介

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高野 秀行

講演日 2016/05/19 (木)

高野 秀行
タカノ ヒデユキ

ノンフィクション作家

講師略歴

1966年、東京都八王子市生まれ。ノンフィクション作家。
早稲田大学探検部在籍時に書いた『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)をきっかけに文筆活動を開始。
「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。アジア、アフリカなどの辺境地をテーマとしたノンフィクションのほか、東京を舞台にしたエッセイや小説も多数発表している。
1992~1993年にはタイ国立チェンマイ大学日本語科で、2008~2009年には上智大学外国語学部で、それぞれ講師を務める。

講演内容

「世界の辺境から日本を考える」

内戦と海賊で有名なアフリカのソマリア。そこに住むソマリ人が室町時代の日本人とそっくりの気質をもっていたと聞いたらどう思いますか? でも本当なんです。それ以外にも、例えば、明治時代以前の日本と現在のアジア諸国では「新米より古米の方が値段が高かった」という不思議な共通点があります。一体どうしてそんなことが起きるのでしょう? 人間の生活や価値基準とは何なのでしょう? 日頃私たちを包んでいる常識という「思い込み」を取っ払い、時空を超えた旅をしてみましょう。新しい世界が見えてきますよ。

主要著書

アマゾンの船旅』ダイヤモンド社、1991年(2003年・集英社文庫/『巨流アマゾンを遡れ』に改題)
アヘン王国潜入記』草思社、1998年(2007年・集英社文庫)
西南シルクロードは密林に消える』講談社、2003年(2009年・講談社文庫)
ワセダ三畳青春記』集英社(集英社文庫)、2003年 ※2006年に第一回酒飲み書店員大賞を受賞。
異国トーキョー漂流記』集英社(集英社文庫)、2005年
ミャンマーの柳生一族』集英社(集英社文庫)、2006年
アジア新聞屋台村』集英社(集英社文庫)、2006年
腰痛探検家』集英社(集英社文庫)、2010年
怪獣記』講談社(講談社文庫)、2010年
イスラム飲酒紀行』扶桑社、2011年(2014年・講談社文庫)
未来国家ブータン』集英社、2012年
移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活』講談社、2012年(2015年・講談社文庫)
謎の独立国家ソマリランド』本の雑誌社、2013年 ※第35回(2013年)講談社ノンフィクション賞受賞、第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞、BOOK OF THE YEAR2013 今年最高の本 第1位(dacapo)、本屋さん大賞ノンフィクション部門 第1位(週刊文春)。
恋するソマリア』集英社、2015年
世界の辺境とハードボイルド室町時代』(共著)、集英社インターナショナル、2015年
謎のアジア納豆 そして帰ってきた<日本納豆>』新潮社、2016年
など。

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