講師紹介
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講師略歴
1966年 生まれ1990年 京都大学法学部卒業
1992年 京都大学大学院法学研究科修士課程修了(比較政治学専攻)
1993年 京都大学博士課程中退
2001年 博士(法学)学位取得(京都大学)
1993年 愛媛大学法文学部助手
1994年 愛媛大学講師
1997年 神戸大学国際協力研究科助教授
2005年 神戸大学大学院国際協力研究科教授
兼職
韓国国際交流財団研究フェロー(1996-1997年)
ハーバード大学フェアバンク東アジア研究センター客員研究員(1998-1999年)
高麗大学校亜細亜問題研究所客員研究員(2001年)
世宗研究所客員研究員(2006年)
オーストラリア国立大学アジア研究学部客員研究員(2008年)
ワシントン大学ジャクソン国際学部客員研究員(2010-2011年)
高麗大学校国際大学院招聘教授(2014年)
関西大学法学研究所研究員(2000-2001年)
兵庫県国際交流協会運営委員(2005-2008年)
第一次日韓歴史共同研究(2002-2005年)委員会研究協力者(第3部会)
第二次日韓歴史共同研究(2007-2010年)委員会研究委員(教科書小グループ)
NPO法人汎太平洋フォーラム理事長
一般財団法人アジア太平洋研究所主席研究員(2014-2015年)
受賞
2001年 第13回アジア・太平洋賞特別賞受賞(『朝鮮/韓国ナショナリズムと「小国」意識』に対して)
2003年 第25回サントリー学芸賞受賞(『韓国における「権威主義的」体制の成立』に対して)
2015年 第16回読売・吉野作造賞受賞(『日韓歴史認識問題とは何か 歴史教科書・「慰安婦」・ポピュリズム』に対して)
講演内容
「日韓は歴史認識問題を越えられるのか」2012年の李明博前大統領の竹島上陸以降、日韓間では首脳会談すら開催できない状況が続いている。状況は、日韓両国の政権交代の以後も変わることなく、むしろ悪化しているように見える。
他方、経済や文化面では両国間の交流は活発であり、その交流は拡大さえしている。このような一見矛盾している日韓間の状況はどのようにしてもたらされたものなのだろうか。
本報告ではこのような今日の日韓関係の背後にある構造的問題を中心に考えていきたい。
主要著書
『朝鮮/韓国ナショナリズムと「小国」意識』ミネルヴァ書房、2000年 ※第13回アジア・太平洋賞受賞『韓国における「権威主義的」体制の成立』ミネルヴァ書房、2003年 ※第25回サントリー学芸賞受賞
『朝鮮半島をどう見るか』集英社(集英社新書)、2004年
『民主化とナショナリズムの現地点』(共編)、ミネルヴァ書房、2006年
『ポスト韓流のメディア社会学』(共編著)、ミネルヴァ書房(叢書・現代社会のフロンティア 10)、2007年
『高宗・閔妃』ミネルヴァ書房、2007年
『民主化の韓国政治』名古屋大学出版会、2008年
『韓国現代史』中央公論新社(中公新書)、2008年
『近代韓国のナショナリズム』ナカニシヤ出版、2009年
『ポピュリズム・民主主義・政治指導 制度的変動期の比較政治学』(共編著)、ミネルヴァ書房(Minerva比較政治学叢書 1)、2009年
『徹底検証 韓国論の通説・俗説 日韓対立の感情vs.論理』(共著)、中央公論新社(中公新書ラクレ)、2012年
『日韓歴史認識問題とは何か 歴史教科書・「慰安婦」・ポピュリズム』ミネルヴァ書房、2014年
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