講師紹介
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講師略歴
1979年生まれ。2002年3月 慶應義塾大学法学部政治学科卒業。
2004年3月 慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了。
2004年4月 武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部助手。
2006年10月 武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部専任講師。
2007年3月 慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。
2007年10月 慶應義塾福澤研究センター専任講師。
2011年10月 慶應義塾福澤研究センター准教授。
専攻は近代日本政治史・政治思想史、メディア史。
2013年8月より「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクトを担当。
講演内容
「戦後70年、『学生と戦争』を考える」講師は、慶應義塾における戦争の時代の記録と記憶を保存するプロジェクトを担当しています。
本講演では、戦前日本の高等教育を受けて軍隊を経験された方々3名程度を迎え、「特攻」にも触れながらお話を伺うことを予定しています。
70年前を想起し、当時の事実や心情を、学生の視点で想起することにはどのような意味があるでしょうか。決して一元的ではない戦争に対する多様な視点を提示することを通して、国民と国家、教育の役割、日本人の特質などについても、みなさんと考えることができればと思います。
主要著書
『近代日本と福沢諭吉』(共著)慶應義塾大学出版会、2013年「災害復旧支援と福沢諭吉:『時事新報』のキャンペーンを中心に」、『法政論叢』48巻2号、2012年
「福沢諭吉の思想と服装」(『大学史活動:大学創立者をめぐって2』、明治大学史資料センター、2011年
「時事新報論説研究をめぐる諸問題」(『福澤諭吉のアジア』青木功一著、慶應義塾大学出版会、2011年、所収)
『アルバム 小泉信三』(共編)慶應義塾大学出版会、2009年
「福沢諭吉の朝鮮問題――「文明主義」と「義侠心」をめぐって」(『福沢諭吉の思想と近代化構想』 寺崎修編、慶應義塾大学出版会、2008年、所収)
『1943年晩秋 最後の早慶戦』(共編)、教育評論社、2008年
『父小泉信三を語る』小泉妙著(共編)慶應義塾大学出版会、2008年
「日清戦争軍資醵集運動と福沢諭吉」(『戦前日本の政治と市民意識』 寺崎修・玉井清編著、慶應義塾大学出版会、2005年、所収)
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