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講師紹介

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白井 聡

講演日 2015/07/03 (金)

白井 聡
シライ サトシ

政治学者
京都精華大学人文学部 専任講師

講師略歴

1977年東京都に生まれる。
2001年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。
2003年一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。
2006年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。
2010年2月一橋大学博士(社会学)。

日本学術振興会特別研究員、多摩美術大学非常勤講師、高崎経済大学非常勤講師、
神奈川大学非常勤講師、早稲田大学非常勤講師等を経て、文化学園大学服装学部服
装社会学科助教、2015年4月より京都精華大学人文学部専任講師。

2013年『永続敗戦論―戦後日本の核心』で第4回いける本大賞、第35回石橋湛山賞、
第12回角川財団学芸賞を受賞。

講演内容

「その後の『永続敗戦論』」

2013年に上梓した『永続敗戦論――戦後日本の核心』では、日本の戦後とは本当のところ
何であったのか、戦後の本質が今日の社会的・政治的危機をどのようにして生み出してい
るのかを論じました。その後の二年間で、私が指摘した状況はますます悪化し、 出口の見
当たらない状況が続いています。永続敗戦の概念から、現状がどう分析できるのかを論じる
予定です。

主要著書

未完のレーニン―「力」の思想を読む』講談社(講談社選書メチエ)、2007年
「物質」の蜂起をめざして―レーニン、「力」の思想』作品社、2010年
日本人が知らないウィキリークス』(共著)、洋泉社(新書y)、2011年
永続敗戦論―戦後日本の核心』太田出版(プラス叢書)、2013年
ネグリ、日本と向き合う』(アントニオ・ネグリほか共著)、NHK出版(NHK出版新書)、2014年
日本劣化論』(笠井潔と共著)、筑摩書房(ちくま新書〉、2014年
日本戦後史論』(内田樹と共著)、徳間書店、2015年
偽りの戦後日本』(カレル・ヴァン・ウォルフレンと共著)、 KADOKAWA、2015年
増補新版「物質」の蜂起を目指して―レーニン、「力」の思想』作品社、2015年7月刊行予定

(訳書)
時間・労働・支配 マルクス理論の新地平』(共監訳)、モイシェ・ポストン著、筑摩書房、2012年

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