講師紹介
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講師略歴
1977年東京都に生まれる。2001年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。
2003年一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。
2006年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。
2010年2月一橋大学博士(社会学)。
日本学術振興会特別研究員、多摩美術大学非常勤講師、高崎経済大学非常勤講師、
神奈川大学非常勤講師、早稲田大学非常勤講師等を経て、文化学園大学服装学部服
装社会学科助教、2015年4月より京都精華大学人文学部専任講師。
2013年『永続敗戦論―戦後日本の核心』で第4回いける本大賞、第35回石橋湛山賞、
第12回角川財団学芸賞を受賞。
講演内容
「その後の『永続敗戦論』」2013年に上梓した『永続敗戦論――戦後日本の核心』では、日本の戦後とは本当のところ
何であったのか、戦後の本質が今日の社会的・政治的危機をどのようにして生み出してい
るのかを論じました。その後の二年間で、私が指摘した状況はますます悪化し、 出口の見
当たらない状況が続いています。永続敗戦の概念から、現状がどう分析できるのかを論じる
予定です。
主要著書
『未完のレーニン―「力」の思想を読む』講談社(講談社選書メチエ)、2007年『「物質」の蜂起をめざして―レーニン、「力」の思想』作品社、2010年
『日本人が知らないウィキリークス』(共著)、洋泉社(新書y)、2011年
『永続敗戦論―戦後日本の核心』太田出版(プラス叢書)、2013年
『ネグリ、日本と向き合う』(アントニオ・ネグリほか共著)、NHK出版(NHK出版新書)、2014年
『日本劣化論』(笠井潔と共著)、筑摩書房(ちくま新書〉、2014年
『日本戦後史論』(内田樹と共著)、徳間書店、2015年
『偽りの戦後日本』(カレル・ヴァン・ウォルフレンと共著)、 KADOKAWA、2015年
『増補新版「物質」の蜂起を目指して―レーニン、「力」の思想』作品社、2015年7月刊行予定
(訳書)
『時間・労働・支配 マルクス理論の新地平』(共監訳)、モイシェ・ポストン著、筑摩書房、2012年
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