講師紹介
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講師略歴
名古屋大学大学院教育学研究科教育心理学専攻後期博士課程満期退学。教育学修士。専門は組織開発、人間関係トレーニング、グループ・ダイナミックス。
米国NTL Institute組織開発Certificate Program修了。
人間関係トレーニングや組織開発コンサルティングなど、様々な現場における実践に携わる
とともに、実践と研究のリンクをめざしたアクションリサーチに取り組む。
現在、南山大学人文学部心理人間学科教授。
主な研究内容としては、組織開発や人間関係トレーニング(ラボラトリー方式の体験学習)に
関するアクションリサーチを行っている。
実践領域としては、企業などを対象とした組織開発コンサルティングの実践、Tグループやグ
ループワークなどの体験学習を用いたトレーニングの実践、など。
講演内容
「組織開発のすすめ」日本企業はバブル経済崩壊の後、組織構造の変革や制度の変更、戦略の立案など、組織
のハードな側面への変革に取り組んできました。しかし、個人やチーム、組織全体が活性化
するためには、構造や制度、戦略と言った組織のハードな側面を変革するだけではなく、個
人のモチベーション、部署内でのコミュニケーションや関係性、組織の風土などの組織のソフ
トな側面(人的要因)に働きかけ、関係の質を高めることが必要です。そのためのアプローチ
が組織開発です。当日は、組織開発の特徴や個人やチームが活性化するヒントについてお
話します。
■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 組織力を高めるために ―
・11/7(金) 中原 淳氏・山口 孝夫氏 「リーダーシップは測れるのか?育てられるのか?
~宇宙飛行士の選抜・育成システムから考える~」
・1/9(金) 苅宿 俊文氏 「多元共生社会のコミュニケーション力」
「クロシングでの視聴はこちら」
※本講演は終了していますが、過去開催の「夕学講演会」約140本を、オンデマンド視聴可能な「クロシング(夕学アーカイブ)」より全編ご視聴いただけます。
(お申込み後、7日間無料体験いただけます。なお、ご視聴には会員情報登録(クレジットカード登録含む)及び初期設定が必要です。)
主要著書
論文「対話型組織開発の特徴およびフューチャーサーチとAIの異同」
南山大学人間関係研究センター紀要「人間関係研究」Vol.13 p.20-39、2014年
「大学1年生春学期におけるラボラトリー方式の体験学習の効果」
『実験社会心理学研究』Vol.52 p.137-151、2013年
「ゲシュタルト組織開発とは何か」
南山大学人間関係研究センター紀要『人間関係研究』Vol.11 p.96-115、2012年
「組織開発」
経営行動科学学会編『経営行動科学ハンドブック』中央経済社 p.184-190、2011年
「グループ・ファシリテーターの働き」
津村俊充・石田裕久編『ファシリテーター・トレーニング第2版』ナカニシヤ出版 p.123-127、
2010年
「アクションリサーチとは何か?」
南山大学人間関係研究センター紀要『人間関係研究』Vol.7 p.1-25、2008年
「組織開発とは何か?」
南山大学人間関係研究センター紀要『人間関係研究』Vol.6 p.1-29、2007年
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