講師紹介
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講師略歴
宮城県仙台市生まれ。国際基督教大学卒。大学在学中に開催された東京オリンピックで通訳を経験したことが、通訳という職業を選択
する大きなきっかけに。
1967年、日本初の同時通訳エージェントとして創業間もないサイマル・インターナショナル
の通訳者となる。
以降、日本における会議通訳者の草分け的存在として、先進国首脳会議(サミット)をはじめ
とする数々の国際会議やシンポジウムの同時通訳を担当。
また、各国要人や各界著名人の随行や記者会見通訳も多数。
通訳をする内容は、政治・経済のみならず、文化・芸能、スポーツ、医薬、金融、法律、科学、
ITほか、あらゆる分野にわたる。
サイマル・インターナショナルの顧問として後進通訳者の育成にも携わりながら、海外出張
も含めて年間200件近い業務を請け負うトップ通訳者として活躍を続ける。
要人・著名人の通訳実績は、内外の国家元首・閣僚をはじめ、
エジンバラ公フィリップ殿下、アナン国連事務総長、ダライ・ラマ14世、マイケル・サンデル、
ホーキング博士、アンソニー・ホプキンス、ケビン・コスナー、デビッド・ベッカム、ヨーヨー・マ
ほか多数。
撮影 ©織田桂子
講演内容
「伝える極意―言葉を超えて世界をつなぐ、をめざして―」メールやSNSによるコミュニケーションは得意でも、相手に面と向かって対峙したときの
FACE-TO-FACEコミュニケーションには自信が持てない方や劣化を感じる方が増えて
いるのではないでしょうか。数々のプレゼンテーションやスピーチ、様々な交渉や会議を
長年にわたり通訳してきた経験から得た、言葉を超えたコミュニケーションの普遍的な
法則、「心を伝える極意」を、通訳現場のエピソードを交えながら紹介したいと思います。
■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― ダイバーシティの教養 ―
・10/30(木) 鴻上 尚史氏 「表現とコミュニケイションのレッスン」
主要著書
『伝える極意』集英社(集英社新書)、2014年このページを印刷