講師紹介
このページを印刷
講師略歴
1962年北海道生まれ。1985年より短歌の創作を始め、1990年に歌集『シンジケート』(沖積舎)でデビュー。
研ぎ澄まされた言語感覚で、創作・評論ともに活躍。
「楽しい一日」で第44回短歌研究賞、『短歌の友人』(河出書房新社)で第19回伊藤整
文学賞、『あかにんじゃ』(絵・木内達朗、岩崎書店)で第4回ようちえん絵本大賞を受賞。
また石井陽子とのコラボレーション、『It's fire,you can touch it』(「火よ、さわれるの」)で
アルスエレクトロニカ・インタラクティブアート部門honorary mention入選。
エッセイ、対談、評論、「ほむらひろし」名義による絵本翻訳も多数。
2008年から日本経済新聞の歌壇選者。
講演内容
「言葉の正体」空港の本屋ではいつもと違う本を選んでしまうのは何故か。
お墓にお酒は供えるけどユンケルは供えないのは何故か。
「部長、ほら、プリンがふるふるしてますよ」と思っても口に出さないのは何故か。
母親のいらいらするような口癖が彼女が亡くなった後に懐かしくなるのは何故か。
恋人同士がお互いに恥ずかしいあだ名で呼びあうのは何故か。
月曜の夜にみる月と金曜の夜にみる月が違ってみえるのは何故か。
などなど、世界と〈私〉の関係について、言葉を観察することで考えてみたいと思います。
■ この講演にご関心をお持ちの方へ
視点をちょっとずらして見えなかったもの、見ようとしなかったものを見てみましょう
・7/15(火) 山口 晃氏 「私見、日本の古い絵」
主要著書
『はじめての短歌』成美堂出版、2014年『短歌ください その二』角川書店、2014年
『蚊がいる』メディアファクトリー(ダ・ヴィンチブックス)、2013年
『世界中が夕焼け 穂村弘の短歌の秘密』(共著)、新潮社、2012年
『異性』(共著)、河出書房新社、2012年
『君がいない夜のごはん』NHK出版、2011年
『短歌ください』メディアファクトリー(ダ・ヴィンチブックス)、2011年
『絶叫委員会』筑摩書房、2010年
『ぼくの宝物絵本』白泉社(Moe books)、2010年
『人魚猛獣説 スタ-バックスと私』かまくら春秋社、2009年
『どうして書くの? 穂村弘対談集』筑摩書房、2009年
『にょにょっ記』文藝春秋、2009年(2012年・文春文庫)
『整形前夜』講談社、2009年(2012年・講談社文庫)
『人生問題集』(共著)、角川書店、2009年
『短歌の友人』河出書房新社、2007年(2011年・河出文庫)
『めくってびっくり短歌絵本(全5巻)』岩崎書店、2007年
『もしもし、運命の人ですか。』メディアファクトリー(ダ・ヴィンチブックス)、2007年
(2010年・MF文庫)
『課長』(共著)、ヒヨコ舎、2006年
『にょっ記』文藝春秋、2006年(2009年・文春文庫)
『いじわるな天使』アスペクト、2005年(2013年・アスペクト文庫)
『本当はちがうんだ日記』集英社、2005年(2008年・集英社文庫)
『現実入門 ほんとにみんなこんなことを?』光文社、2005年(2009年・光文社文庫)
『もうおうちへかえりましょう』小学館、2004年(2010年・小学館文庫)
『短歌があるじゃないか。 一億人の短歌入門』(共著)、角川書店、2004年
(2013年・角川ソフィア文庫)
『回転ドアは、順番に』(共著)、ぜんにち出版、2003年(2007年・ちくま文庫)
『ラインマーカーズ』小学館、2003年
『車掌』(共著)、星雲社、2003年
『求愛瞳孔反射』新潮社、2002年(2007年・河出文庫)
『ブルーシンジケート』(共著)、沖積舎、2002年
『世界音痴』小学館、2002年(2009年・小学館文庫)
『手紙魔まみ、夏の引越(ウサギ連れ)』小学館、2001年(2014年・小学館文庫)
『短歌はプロに訊け!』(共著)、本の雑誌社、2000年
(2005年・角川ソフィア文庫『短歌はじめました。百万人の短歌入門』に改題/再編)
(2012年・角川ソフィア文庫『ひとりの夜を短歌と遊ぼう』に改題/再編)
『短歌という爆弾 今すぐ歌人になりたいあなたのために』小学館、2000年
(2013年・小学館文庫)
『いじわるな天使から聞いた不思議な話』大和書房、1994年
『ドライドライアイス』沖績舎、1992年
『シンジケート』沖績舎、1990年
このページを印刷