講師紹介
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講師略歴
1985年生まれ。2007年、慶應義塾大学環境情報学部を卒業、東京大学大学院総合文化研究科国
際社会科学専攻相関社会科学コース修士課程に入学。
現在、東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所
訪問研究員(上席)。
大学院で若者とコミュニティについて研究する一方で、有限会社ゼントでIT戦略立案
などに関わる。
世界一周クルーズに集まる若者たちを描きながら、現代社会におけるコミュニティの
役割を分析した『希望難民ご一行様』、若者の生態を的確に描出し、クールに擁護し
た『絶望の国の幸福な若者たち』などで注目されている。
講演内容
「起業の社会学」日本は世界的にみて起業率が非常に低い社会です。「ノマド」や「フリーランス」という
言葉がブームになったりしましたが、実は自営業者率も減少し続けています。しかし
かつて日本にも「会社員」になることが珍しく、自営業者が当たり前だった、という時代
がありました。日本人の働き方を振り返りながら、日本における起業、さらに「起業家」
に何が期待されてきたのかを考えていきます。そして、「起業家=ホリエモン」といった
イメージを変えられるような講演になればいいなと思っています。
■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの3講演 ―
・5/30(木) 高島宏平氏 「食べる人 - 作る人 - つなぐ私たち」
・6/4(火) 三島邦弘氏 「ミシマ社という名の冒険」
・6/27(木) 三宅秀道氏 「新しい市場のつくりかた」
主要著書
(単著)『僕たちの前途』講談社、2012年
『絶望の国の幸福な若者たち』講談社、2011年
『希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想』光文社(光文社新書)、2010年
(共著)
『頼れない国でどう生きようか』(共著)、PHP研究所(PHP新書)、2012年
『上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください』(共著)、光文社
(光文社新書)、2011年
『遠足型消費の時代 なぜ妻はコストコに行きたがるのか?』(共著)、朝日新聞出版
(朝日新書)、2011年
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