講師紹介
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講師略歴
1954年 生まれ1978年 京都大学教育学部卒業
1980年 神戸大学大学院経営学研究科修士課程を修了
1989年 MIT(マサチューセッツ工科大学)でPh.D.(マネジメント)を取得
1992年 神戸大学で博士(経営学)を取得
現在 神戸大学大学院経営学研究科教授
変革型のリーダーシップ、創造性となじむマネジメント、働くひとのキャリア発達、次期経営
幹部の育成、これからの人事部の役割、研究とつながる教育・研修のあり方(リサーチ・
ベースト・エデュケーション)、研究方法論(組織エスノグラフィー、アクション・リサーチ等)
を主たるテーマとしている。
講演内容
「個人が変わる、集団が変わる、組織が変わる~アクション・リサーチ、組織開発、組織エスノグラフィー~」
組織が変わる、集団が変わるというのは、個人が変わるということなしに生じません。
また、日本に元気がないので、元気にしようといいますが、地域の元気も、国の元気
も、この国の個人の元気がないと生まれません。個人が変わること、個人が元気を
回復することをいちばん真剣に扱ってきたのは、クリニカルアプローチ、臨床の知で、
アクション・リサーチや組織開発の基盤もそこにあります。他方で、集団や組織の姿
を内部者の視点から描こうとしたのは、組織エスノグラフィーです。このふたつの伝統
を、個人、集団、組織、さらにコミュニティ、地域(広域)、国の変革や元気につなげて、
実践的に議論する素材の提供を、標記のテーマで目指します。
■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの4講演 ―
・4/26(木) 西村佳哲氏 「かかわり方のまなび方」
・6/21(木) 加護野忠男氏/大森信氏 「トイレ掃除で会社が変わるのか~掃除、5Sを考える~」
・7/20(金) 妹尾大氏 「知をつなぐデザインとリーダーシップ」
・7/24(火) 松波晴人氏 「行動観察のビジネスへの応用(付加価値提案と生産性向上)」
主要著書
『変革型ミドルの探求』白桃書房、1991年『ニューウェーブ・マネジメント』創元社、1993年
『企業者ネットワーキングの世界』白桃書房、1994年
『経営組織』日本経済新聞社(日経文庫)、1999年
『中年力マネジメント』創元社、1999年
『働くひとのためのキャリア・デザイン』PHP研究所(PHP新書)、2002年
『キャリアの常識の嘘』高橋俊介/金井壽宏(共著)、朝日新聞社、2005年
『リーダーシップの旅 見えないものを見る』野田智義/金井壽宏(共著)、光文社、2007年
『リフレクティブ・マネジャー』中原淳/金井壽宏(共著)、光文社(光文社新書)、2009年
『型破りのコーチング』平尾誠二/金井壽宏(共著)、PHP研究所(PHP新書)、2010年
『人勢塾 ポジティブ心理学が人と組織を鍛える』小学館、2010年
『リーダーは自然体 無理せず、飾らず、ありのまま』増田弥生/金井壽宏(共著)、光文社
(光文社新書)、2010年
『社長と教授の「やる気!」特別講座』小笹芳央/金井壽宏(共著)、かんき出版、2010年
『組織エスノグラフィー』佐藤郁哉/金井壽宏(共著)、有斐閣、2010年
『会議のリーダーが知っておくべき10の原則』マーヴィン・ワイスボード/サンドラ・ジャノフ(共著)、
野津智子/金井壽宏(共訳)、英治出版、2012年
『実践知 エキスパートの知性』楠見孝/金井壽宏(共著)、有斐閣、2012年
『戦略人事のビジョン 制度で縛るな、ストーリーを語れ』八木洋介/金井壽宏(共著)、光文社
(光文社新書)、2012年
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