講師紹介
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講師略歴
大阪ガス(株) 行動観察研究所 所長(株)エルネット 技術顧問
1966年 大阪生まれ
1992年 大阪ガス(株)入社。基盤研究所に配属。以後2006年まで研究所所属。生理心理学、
人間工学関係の研究活動に従事
2002年 コーネル大学大学院にて修士号(Master of Science)取得
2005年 (株)エルネットと契約し、行動観察ビジネスを開始
http://www.lnet.co.jp/research/idea/kansatu.html
2006年 和歌山大学より博士号(工学)取得。博士論文のタイトルは「家庭用機器開発評価プ
ロセスにおける行動観察手法に関する研究」
2008年 (株)エルネット技術顧問、財団法人社会経済生産性本部サービス産業生産性協議
会「科学的・工学的アプローチ委員会」委員就任。編著『ヒット商品を生む 観察工学』
(共立出版)を出版
2009年 大阪ガス 行動観察研究所を設立し、所長に就任
http://www.kansatsu.jp
2010年 明治大学サービス創新研究所の副所長に就任
2011年 経済産業省サービス工学推進委員会委員に就任
専門分野: 行動観察(人間工学、環境心理学、エスノグラフィー)
これまでの行動観察の対象は、主婦の潜在ニーズ探索、導管工事のヒューマンエラー防止、
イベントでの人の動き、接客業務のノウハウ、暖炉前での会話行動、店舗における購買行動、
など。
講演内容
「行動観察のビジネスへの応用(付加価値提案と生産性向上)」サービスサイエンスとは、これまで「勘と経験」の占める部分が大きかったサービスに、科学的
手法を導入し、生産性を上げ、イノベーションを促進する新領域のことです。
大阪ガス行動観察研究所では、様々なフィールドでの人間の行動を観察することにより、生産
性向上や付加価値提案に寄与してきました。今回の講演では、ワーキングマザーの生活調査、
書店の店舗デザイン、営業ノウハウの抽出、オフィスの生産性向上、工場のモチベーション
アップなど様々な事例をご紹介させていただきます。
■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの3講演 ―
・4/12(木) 原田泳幸氏 「マクドナルドの経営改革」
・6/14(木) 金井壽宏氏 「個人が変わる、集団が変わる、組織が変わる
~アクション・リサーチ、組織開発、組織エスノグラフィー~」
・6/21(木) 加護野忠男氏/大森信氏 「トイレ掃除で会社が変わるのか~掃除、5Sを考える~」
主要著書
『ビジネスマンのための「行動観察」入門』講談社(講談社現代新書)、2011年『ヒット商品を生む観察工学』(編著)、共立出版、2008年
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