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講師紹介

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松波 晴人

講演日 2012/07/24 (火)

松波 晴人
マツナミ ハルヒト

大阪ガス行動観察研究所 所長

講師略歴

大阪ガス(株) 行動観察研究所 所長
(株)エルネット 技術顧問

1966年  大阪生まれ
1992年  大阪ガス(株)入社。基盤研究所に配属。以後2006年まで研究所所属。生理心理学、
       人間工学関係の研究活動に従事
2002年  コーネル大学大学院にて修士号(Master of Science)取得
2005年   (株)エルネットと契約し、行動観察ビジネスを開始
       http://www.lnet.co.jp/research/idea/kansatu.html
2006年  和歌山大学より博士号(工学)取得。博士論文のタイトルは「家庭用機器開発評価プ
       ロセスにおける行動観察手法に関する研究」
2008年   (株)エルネット技術顧問、財団法人社会経済生産性本部サービス産業生産性協議
       会「科学的・工学的アプローチ委員会」委員就任。編著『ヒット商品を生む 観察工学』
       (共立出版)を出版
2009年  大阪ガス 行動観察研究所を設立し、所長に就任
       http://www.kansatsu.jp
2010年  明治大学サービス創新研究所の副所長に就任
2011年  経済産業省サービス工学推進委員会委員に就任

専門分野: 行動観察(人間工学、環境心理学、エスノグラフィー)

これまでの行動観察の対象は、主婦の潜在ニーズ探索、導管工事のヒューマンエラー防止、
イベントでの人の動き、接客業務のノウハウ、暖炉前での会話行動、店舗における購買行動、
など。

講演内容

「行動観察のビジネスへの応用(付加価値提案と生産性向上)」

サービスサイエンスとは、これまで「勘と経験」の占める部分が大きかったサービスに、科学的
手法を導入し、生産性を上げ、イノベーションを促進する新領域のことです。
大阪ガス行動観察研究所では、様々なフィールドでの人間の行動を観察することにより、生産
性向上や付加価値提案に寄与してきました。今回の講演では、ワーキングマザーの生活調査、
書店の店舗デザイン、営業ノウハウの抽出、オフィスの生産性向上、工場のモチベーション
アップなど様々な事例をご紹介させていただきます。


■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの3講演 ―
  ・4/12(木) 原田泳幸氏 「マクドナルドの経営改革」
  ・6/14(木) 金井壽宏氏 「個人が変わる、集団が変わる、組織が変わる
                   ~アクション・リサーチ、組織開発、組織エスノグラフィー~」

  ・6/21(木) 加護野忠男氏大森信氏 
「トイレ掃除で会社が変わるのか~掃除、5Sを考える~」

主要著書

ビジネスマンのための「行動観察」入門』講談社(講談社現代新書)、2011年
ヒット商品を生む観察工学』(編著)、共立出版、2008年

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