講師紹介
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講師略歴
1969年生まれ。1998年一橋大学大学院商学研究科博士課程単位取得満期退学。
北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科助手を経て、
2002年から東京工業大学大学院社会理工学研究科助教授(現在は准教授)。
博士(商学)
専門分野は経営組織論、経営戦略論、情報・知識システム
具体的な研究プロジェクトは、知識創造支援ワークスタイルとワークプレイス
(クリエイティブオフィス)の分析、知識継承リーダーシップの調査、顧客コミュニティ戦略
の調査、ナレッジマネジメントツールの評価手法開発、など。
平成19年度東工大教育賞優秀賞を受賞
講演内容
「知をつなぐデザインとリーダーシップ」新しい知をつくるには、いまある知と知をつなぐ必要があります。知をつなぐ空間(ワークプ
レイス)と働き方(ワークスタイル)を巧みに設計し、導くことで、「空間に誘導されて目的意
識に気づき、働き方を変えたワーカーが、より高い生産性を達成するため自ら新たな空間
を設計して実現する」といった良循環が生み出され、組織成果が向上すると考えられます。
私が取り組んでいる研究についてご紹介しつつ、考察を深めていきたいと思っています。
■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの4講演 ―
・4/26(木) 西村佳哲氏 「かかわり方のまなび方」
・5/11(金) 武田隆氏 「つながることが価値になる
~インターネットが実現する心あたたまる関係と収益化~」
・6/14(木) 金井壽宏氏 「個人が変わる、集団が変わる、組織が変わる
~アクション・リサーチ、組織開発、組織エスノグラフィー~」
・6/21(木) 加護野忠男氏/大森信氏 「トイレ掃除で会社が変わるのか~掃除、5Sを考える~」
主要著書
『知識経営実践論』(共編著)、白桃書房、2001年『建築と知的生産性―知恵を創造する建築』(分担)、テツアドー出版, 2010年
"Shaping knowledge management: organization and national culture"(共著), Journal of
Knowledge Management, Vol. 14 Iss: 2, pp.214 – 227, 2010.
(Emerald Literati Network 2011 Awards for Excellence 最優秀論文賞)
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