講師紹介
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講師略歴
1946年 群馬県生れ
1968年 東京大学経済学部経済学科卒業
旭硝子勤務、翌年退職し法政大学大学院で近代日本文学を専攻
1971年 『若き北一輝』(現代評論社)で注目される
1974年 法政大学大学院博士課程日本文学科単位取得満期退学
在野の評論家、歴史家として執筆を続ける
1983年 中国・日本語研修センター教授
1989年 京都精華大学人文学部教授
1994年 麗澤大学経済学部教授
2009年 麗澤大学比較文明文化研究センター所長に就任
1995年 『近代アジア精神史の試み』でアジア太平洋賞
1998年 『日本の近代 第1巻 開国・維新』で吉田茂賞受賞
2005年 『評伝 北一輝』全5巻で司馬遼太郎賞、毎日出版文化賞を受賞した。
講演内容
「日本の青春時代とは、何か~『坂の上の雲』にふれて~」
司馬遼太郎『坂の上の雲』にふれながら、日本の青雲時代であった明治23年の憲法施行・
議会開設・民主選挙から14年後の日露戦争の時代に、どのような人物がどのような日本の
可能性をひらいていったか。そうして、そこにどのような暗転が用意されていたか、を語りたい。
■夕学スタッフからのおすすめ
この講演にご関心をお持ちの方へ 【思考を深める3講演】
・4/22(木)莫 邦富 「中国から見た日本、日本から見た中国」
・5/19(水)伊丹 敬之 「イノベーションを興す」
・6/10(木)中西 進 「やまとごころを問う」
主要著書
『竹内好論』第三文明社、1975年(2005年・岩波現代文庫)『評伝 北一輝』大和書房、1976年(2004年・岩波書店)
『大川周明』作品社、1986年(2004年・岩波現代文庫)
『白旗伝説』新潮社、1995年(1998年・講談社学術文庫)
『評伝 佐久間象山(上・下)』中央公論新社、2000年
『砂の文明・石の文明・泥の文明』PHP研究所(PHP新書)、2003年
『三島由紀夫の二・二六事件』文藝春秋(文春新書)、2005年
『司馬遼太郎を読む』めるくまーる 2005年(2009年・新潮文庫)
『日・中・韓のナショナリズム 東アジア共同体への道』第三文明社、2006年
『畏るべき昭和天皇』毎日新聞社、2007年
『海岸線の歴史』ミシマ社、2009年
『村上春樹 都市小説から世界文学へ』第三文明社、2010年
『日本のナショナリズム』筑摩書房(ちくま新書)、2010年
『なぜ日本にアメリカ軍の基地があるのか』牧野出版、2010年 など多数
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