講師紹介
このページを印刷
講師略歴
1938年 東京都生まれ早稲田大学大学院国文科修士課程修了
河出書房新社『文藝』編集長を経て
1988年~ 早稲田大学政治経済学部教授
専攻は万葉学、近代短歌
1974年から短歌雑誌『心の花』(1898年創刊)の編集長
1989年から朝日歌壇の選者をつとめている
講演内容
「万葉のうた、現代のうた」短歌は、日本人が1300年もの長いあいだ、親しんできた詩です。これだけ長い時代にわたって、一つの詩型
が生きつづけてきた例は世界的に見て珍しい。短歌で何がうたいたかったのか。短歌で何をうたってきたのか。
古代和歌と近・現代短歌を読みながら、考えたいと思います。
主要著書
[主な歌集]『群黎』青土社、1970年(2005年・短歌新聞社文庫) ※第15回現代歌人協会賞受賞
『直立せよ一行の歌』青土社、1972年
『金色の獅子』雁書館、1989年 ※第5回詩歌文学館賞受賞
『瀧の時間』ながらみ書房、1993年 ※第28回迢空賞受賞
『旅人』ながらみ書房、1997年 ※第2回若山牧水賞など
『呑牛』本阿弥書店、1998年 ※斎藤茂吉短歌文学賞
『アニマ』河出書房新社、1999年 ※芸術選奨・文部大臣賞
『はじめての雪』短歌研究社、2003年 ※現代短歌大賞
『百年の船』角川書店(角川文庫)、2005年
[評論、その他著作]
『萬葉へ』青土社、1975年
『中世の歌人たち』日本放送出版協会、1976年
『柿本人麻呂ノート』青土社、1982年
『東歌』筑摩書房、1984年
『短歌名言辞典』(編著)、東京書籍、1997年
『詩歌句ノート』朝日新聞出版、1997年
『佐佐木幸綱の世界(1~16巻)』河出書房新社、1998年~99年
『男うた女うた(男性歌人篇)』中央公論新社(中公新書)、2003年
『名歌名句辞典』(共編)、三省堂、2004年
『芭蕉の言葉』(共著)、淡交社、2005年
『万葉集の〈われ〉』角川学芸出版(角川選書)、2007年
このページを印刷