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講師紹介

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築山 節

講演日 2008/11/06 (木)

築山 節
ツキヤマ タカシ

財団法人河野臨床医学研究所 理事長

講師略歴

1950年   愛知県生まれ
1982年   日本大学大学院医学研究科卒業
        日本大学医学部助手(脳神経外科)
        埼玉県立小児医療センター医長(脳神経外科)
1987年   日本大学板橋病院脳神経外科助手
1989年   財団法人河野臨床医学研究所附属第三北品川病院脳神経外科部長
1997年   財団法人河野臨床医学研究所附属北品川病院院長
2000年   財団法人河野臨床医学研究所附属第三北品川病院院長
2003年   財団法人河野臨床医学研究所理事長、現在に至る

医学博士
日本脳神経外科専門医、日本医師会認定産業医
日本病院会人間ドック認定指定医・評議員
日本人間ドック学会・機能評価委員会サーベイヤー

脳神経外科専門医として数多くの診断治療に携わり、その成果は、NHKスペシャル「ボケと闘う」で紹介され、
大きな反響を呼んだ

講演内容

「脳の働きと生活習慣」

講演では脳の働きについて臨床医の考えをお伝えしたいと思います。最初に「生活習慣を見直すこと」を
お勧めします。身体の健康状態、脳の健康状態を考えてみてください。基本的に脳にはエネルギー貯蔵庫
がありません。健康状態の維持によって、脳は安定したエネルギーが得られます。休養も大切です。脳に
とっての休養とは、睡眠のことです。基本的に脳は長期間連続可動できないのです。脳の働きのためには、
セロトニンなど伝達物質のことも考えなくてはなりません。やる気や意欲もこれら脳の伝達物質と深い関係
を持っています。精密機器が取り扱いを慎重にしなくてはいけないように、冴えた状態を保つためには、脳
も必要な時間制限、行動制限を守った生活習慣が必要なのです。

主要著書

脳と気持ちの整理術』日本放送出版協会(生活人新書)、2008年
脳が冴える15の習慣』日本放送出版協会(生活人新書)、2006年
フリーズする脳』日本放送出版協会(生活人新書)、2005年
若年性健忘症を治す』講談社(健康ライブラリー)、2004年
脳を若々しくするとっておき60の方法。』主婦と生活社、2001年
ボケ連鎖』講談社、2001年
ど忘れ あなたの脳のキケン信号』文春ネスコ/文藝春秋、2000年
ボケを防ぐための脳機能トレーニング』オーム社、1998年
わかりやすい脳の機能とボケの知識』オーム社、1998年
働きざかりの脳がなぜボケる』講談社、1997年

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