講師紹介
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講師略歴
1947年に東京で生まれる。1970年に横浜国立大学経済学部を卒業。
入社した会社を一日で退社したあと、若い自衛官たちの実像を鮮やかに描いた処女作「防人のブルース」で
いきなりフリーランスのライターとしてデビューし、注目をあびる。
以後、ジャンルとして確立していなかったノンフィクションの世界で、テーマやスタイルにおいて絶えず先駆的
な実験と冒険を試みつつノンフィクションの新たな可能性を拡げる数々の傑作を世に送りだし、多くの読者を
魅了しつづけている。
1979年 『テロルの決算』で第10回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞
1982年 『一瞬の夏』で第1回新田次郎文学賞を受賞
1985年 『バーボン・ストリート』で第1回講談社エッセイ賞を受賞
1993年 『深夜特急 第三便』で第2回JTB紀行文学大賞を受賞
2003年 これまでの作家活動で第51回菊池寛賞を受賞
2006年 『凍』で第28回講談社ノンフィクション賞を受賞
講演内容
「博打的人生」主要著書
『若き実力者たち』文藝春秋、1973年(1979年・文春文庫)『敗れざる者たち』文藝春秋、1976年(1979年・文春文庫)
『人の砂漠』新潮社、1977年(2002年・新潮文庫/改版)
『テロルの決算』文藝春秋、1978年(2008年・文春文庫/新装版)
『地の漂流者たち』文藝春秋(文春文庫)、1979年
『一瞬の夏』新潮社、1981年(1984年・新潮文庫)
『路上の視野』文藝春秋、1982年
『バーボンストリート』新潮社、1984年(1989年・新潮文庫)
『深夜特急 第一便~黄金宮殿』新潮社、1986年(1994年・新潮文庫)
『深夜特急 第二便~ペルシャの風』新潮社、1986年(1994年・新潮文庫)
『馬車は走る』文藝春秋、1986年(1989年・文春文庫)
『王の闇』文藝春秋、1989年(1992年・文春文庫)
『チェーン・スモーキング』新潮社、1990年(1996年・新潮文庫)
『彼らの流儀』朝日新聞出版、1991年(1996年・新潮文庫)
『深夜特急 第三便~飛光よ、飛光よ』新潮社、1992年(1994年・新潮文庫)
『象が空を』文藝春秋、1993年(2000年・文春文庫)
『檀』新潮社、1995年(2000年・新潮文庫)
『オリンピア~ナチスの森で』集英社、1998年(2007年・集英社文庫)
『貧乏だけど贅沢』(対談集)、文藝春秋、1999年
『血の味』新潮社、2000年(2003年・新潮文庫)
『世界は「使われなかった人生」であふれてる』暮しの手帖社、2001年(2007年・幻冬舎文庫)
『イルカと墜落』文藝春秋、2002年
『シネマと書店とスタジアム』新潮社、2002年(2005年・新潮文庫)
『沢木耕太郎ノンフィクション(全9巻)』文藝春秋、2002~2004年
『一号線を北上せよ』講談社、2003年(2006年・講談社文庫)
『無名』幻冬舎、2003年(2006年・幻冬舎文庫)
『杯 WORLD CUP』朝日新聞出版、2004年
『冠 OLYMPIC GAMES』朝日新聞出版、2004年
『凍』新潮社、2005年(2008年・新潮文庫)
『危機の宰相』魁星出版/学燈社、2006年(2008年・文春文庫)
『「愛」という言葉を口にできなかった二人のために』幻冬舎、2007年
『旅する力~深夜特急ノート』新潮社、2008年
翻訳
『キャパ その青春』リチャード・ウィーラン著、文藝春秋、1988年(2004年・文春文庫)
『キャパ その死』リチャード・ウィーラン著、文藝春秋、1988年(2004年・文春文庫)
『カラ 孤独なハヤブサの物語』J・F・ガーゾーン著、新潮社、1995年(2001年・新潮文庫)
写真紀行
『天涯(全3巻)』スイッチ・パブリッシング、1997年~2003年(2001年~2006年・集英社文庫/全6巻)
『カシアス』(写真家の内藤利朗との共著)、スイッチ・パブリッシング、2005年
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