1984年3月 | 国立呉工業高等専門学校電気工学科卒業 |
1987年3月 | 東北大学工学部応用物理学科卒業 |
1989年3月 | 東京大学大学院工学系研究科原子力工学専攻修士課程修了 |
1989年~92年 | (株)野村総合研究所勤務(経営計画研究部/生活・サービス産業研究部) |
1995年3月 | 東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了 |
| 博士(学術) |
1995年4月 | 東京大学先端科学技術研究センター協力研究員 |
~96年3月 | |
1996年4月 | 慶應義塾大学商学部専任講師 |
1999年4月 | 同 助教授 |
2000年9月 | Sloan School of Management, MIT訪問研究員 |
~02年8月 | |
慶應義塾大学では、マーケティング・リサーチ、マーケティング意思決定論、情報処理などを担当
講演内容
「共進化マーケティング」
| マーケティングの実践と理論は、マス・マーケティング、セグメント・マーケティング、ワンツーワン(インタラクション)マーケティングへと変化してきました。しかし、いずれの場合も消費者は企業から与えられたモノを選択するという受動的な存在として扱われてきました。ところが、Linuxのような事例では、消費者が開発したソフトウエアを大手の企業が利用したり開発を支援するという逆転現象がみられます。筆者は、企業、消費者、政府などの経済主体が長期的に相互作用する「共進化マーケティング」という新しい枠組みを提案してきました。創造しコミュニケーションする「アクティブコンシューマー」についての調査結果を交えながら「共進化マーケティング」について参加者の皆さんと議論していきたいと考えています。 |
主要著書
- 『クチコミはこうしてつくられる おもしろさが伝染するバズ・マーケティング』(訳書)、日本経済新聞社、2002年[Emanuel Rosen(2000),Anatomy of Buzzの翻訳]
- 「アクティブ・コンシューマーを理解する」『一橋ビジネスレビュー』冬号 、2002年
- 「アクティブコンシューマー2.0:首都圏調査の結果から」『未来市場開拓プロジェクト・ディスカッションペーパー』東京大学経済学部、2002年
- 「アクティブコンシューマー」『未来市場開拓プロジェクト・ディスカッションペーパー』東京大学経済学部、2001年
- 「共進化マーケティング 消費者が開発する時代におけるマーケティング」『未来市場開拓プロジェクト・ディスカッションペーパー』東京大学経済学部、2001年
- 「クチコミとネットワークマーケティング」『ネットワーク・ビジネスの研究』日経BP企画、1999年
- 「共進化の観点からのマーケティング戦略論の再構築」『第1回 日本マーケティング協会
助成研究報告書』1995年
- 「レビュー 消費者間相互依存性/相互作用」『マーケティング・サイエンス』Vol.2,No.1-2,pp.60-85、日本マーケティング・サイエンス学会、1994年
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