講師紹介
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講師略歴
1938年 中国黒龍江省牡丹江市(旧満州)生まれ立教大学文学部仏文科卒
大学在学中よりシャンソンの訳詩を手がけ
1964年 『知りたくないの』のヒットを機に作詩家となる
ヒットメーカーとして活躍を続け『今日でお別れ』『石狩挽歌』『時には娼婦のように』『北酒場』など約4000曲
の作品を創る
『天使の誘惑』ほかで日本レコード大賞を3回、同作詞賞を2回、またゴールデンアロー賞など受賞歴多数
その後作家活動を開始、1998年に『兄弟』を発表
次作の『長崎ぶらぶら節』で2000年1月第122回直木賞を受賞
満州からの引き揚げ体験を描いた『赤い月』は100万部に迫るロングセラーとなり、その後『てるてる坊主の
照子さん』、『夜盗』、『さくら伝説』、『黄昏に歌え』、『戦場のニーナ』と次々に話題作を出版
本年1月1日より、産経新聞に連載小説「世界は俺が回してる」を執筆中
一方、舞台作品の台本・演出も手がけ、演劇・舞踏・オペラを融合した「世界劇」という新しい上演形式は高い
評価を受けている
講演内容
「人生を変える出会い」生まれ故郷の満州から引き揚げ、苦労の連続の中、シャンソンと出会うことにより訳詞家となり、石原裕次郎
との出会いから作詞家になり、ゴーギャンの絵と出会ったことで作家となった私の文筆生活50年を振り返り、
人生を変える出会いについて語ります。
主要著書
『翔べ、わが想いよ』東京新聞出版局、1989年(1991年・文春文庫)『兄弟』文芸春秋、1998年(2004年・新潮文庫)
『長崎ぶらぶら節』文芸春秋、1999年(2003年・新潮文庫)
『赤い月』新潮社、2001年(2003年・新潮文庫)
『天上の音楽、大地の歌』音楽之友社、2001年
『てるてる坊主の照子さん』新潮社、2002年(2003年・新潮文庫)
『道化師の楽屋』河出書房新社、2002年
『夜盗』新潮社、2003年(2005年・角川文庫)
『さくら伝説』新潮社、2004年(2006年・新潮文庫)
『黄昏に歌え』朝日新聞社、2005年(2006年・幻冬舎文庫)
『戯曲 赤い月』河出書房新社、2005年
『戦場のニーナ』講談社、2007年
『三拍子の魔力』毎日新聞社、2008年
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