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講師紹介

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なかにし 礼

講演日 2009/07/13 (月)

なかにし 礼
ナカニシ レイ

作家

講師略歴

1938年   中国黒龍江省牡丹江市(旧満州)生まれ
        立教大学文学部仏文科卒
        大学在学中よりシャンソンの訳詩を手がけ
1964年   『知りたくないの』のヒットを機に作詩家となる

ヒットメーカーとして活躍を続け『今日でお別れ』『石狩挽歌』『時には娼婦のように』『北酒場』など約4000曲
の作品を創る
『天使の誘惑』ほかで日本レコード大賞を3回、同作詞賞を2回、またゴールデンアロー賞など受賞歴多数

その後作家活動を開始、1998年に『兄弟』を発表
次作の『長崎ぶらぶら節』で2000年1月第122回直木賞を受賞
満州からの引き揚げ体験を描いた『赤い月』は100万部に迫るロングセラーとなり、その後『てるてる坊主の
照子さん』、『夜盗』、『さくら伝説』、『黄昏に歌え』、『戦場のニーナ』と次々に話題作を出版
本年1月1日より、産経新聞に連載小説「世界は俺が回してる」を執筆中

一方、舞台作品の台本・演出も手がけ、演劇・舞踏・オペラを融合した「世界劇」という新しい上演形式は高い
評価を受けている

講演内容

「人生を変える出会い」

生まれ故郷の満州から引き揚げ、苦労の連続の中、シャンソンと出会うことにより訳詞家となり、石原裕次郎
との出会いから作詞家になり、ゴーギャンの絵と出会ったことで作家となった私の文筆生活50年を振り返り、
人生を変える出会いについて語ります。

主要著書

翔べ、わが想いよ』東京新聞出版局、1989年(1991年・文春文庫)
兄弟』文芸春秋、1998年(2004年・新潮文庫)
長崎ぶらぶら節』文芸春秋、1999年(2003年・新潮文庫)
赤い月』新潮社、2001年(2003年・新潮文庫)
天上の音楽、大地の歌』音楽之友社、2001年
てるてる坊主の照子さん』新潮社、2002年(2003年・新潮文庫)
道化師の楽屋』河出書房新社、2002年
夜盗』新潮社、2003年(2005年・角川文庫)
さくら伝説』新潮社、2004年(2006年・新潮文庫)
黄昏に歌え』朝日新聞社、2005年(2006年・幻冬舎文庫)
戯曲 赤い月』河出書房新社、2005年
戦場のニーナ』講談社、2007年
三拍子の魔力』毎日新聞社、2008年

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