講師紹介
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講師略歴
1968年1月 静岡県生まれ1990年3月 東北大学薬学部卒業
1993年3月 東北大学大学院薬学研究科(修士課程)修了
1995年 『パラサイト・イヴ』で第2回日本ホラー小説大賞を受賞し作家デビュー
(同作は、三上博史主演で映画化され、またスクウェアによってゲーム化もされた、
2005年9月に全米で英訳本出版)
1996年3月 東北大学大学院薬学研究科(博士課程)修了 薬学博士
1997年 『BRAIN VALLEY』で第19回日本SF大賞受賞
1997年~00年3月 宮城大学看護学部講師
2006年1月~ 東北大学機械系特任教授
<所属団体>
日本薬学会、日本生化学会、日本癌学会、日本推理作家協会、日本文芸家協会、日本SF作家クラブほか
小説の他にも、文芸誌や科学誌で科学と人間に関したコラムや対談を多くこなしている
講演内容
「ロボットから未来を考える~空想物語と現実の狭間に生まれる創造力とは?~」ソフトウェアが少しずつバージョンアップするように、ロボットと私たちの共存社会も少しずつ発展してきました。
ロボットの未来を考えることは、私たち人間そのものを考えることでもあります。ロボットに対する親近感、違和感、
恐怖感の中に、新しい創造の糸口を見つけてみましょう。
脳と機械をつなぐ「ブレイン・マシン・インタフェース」技術や、生命倫理の問題にも直結する、ロボットとヒトの未来像
を探ります。
主要著書
『パラサイト・イヴ』角川書店(角川ホラー文庫)、1995年(2007年・新潮文庫) ※第2回日本ホラー小説大賞『BRAIN VALLEY』角川書店(角川文庫)、1997年(2005年・新潮文庫) ※第19回日本SF大賞
『小説と科学―文理を超えて創造する』岩波書店、1999年
『八月の博物館』角川書店、2000年(2003年・角川文庫、2006年・新潮文庫)
『ミトコンドリアと生きる』(共著)、角川書店、2000年(2007年・新潮文庫 ※『ミトコンドリアのちから』に改題)
『ロボット21世紀』文藝春秋(文春新書)、2001年
『虹の天象儀』祥伝社、2001年
『メンツェルのチェスプレーヤー』光文社、2001年(書き下ろしアンソロジー『21世紀本格』に収録)
『あしたのロボット』文藝春秋、2002年
『ハートのタイムマシン!―瀬名秀明の小説 理科倶楽部』角川書店、2002年
『ロボット・オペラ』光文社、2004年
『科学の最前線で研究者は何を見ているのか』(対談集)、日本経済新聞社、2004年
『デカルトの密室』新潮社、2005年
『ハル』文藝春秋(文春文庫)、2005年
『第九の日 The Tragedy of Joy』光文社、2006年
『おとぎの国の科学』晶文社、2006年
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