講師紹介
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講師略歴
1964年 徳島県生まれ東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学
1994年 日本労働研究機構研究員
2001年 東京大学社会科学研究所助教授
2003年 東京大学大学院情報学環助教授併任(2006年まで)
2007年 東京大学大学院教育学研究科准教授
教育学博士
専門は教育社会学
講演内容
「若者と仕事~その現状と課題~」新規学卒労働市場が急激に回復していると言われる中でも、若者と仕事の現状には多くの厳しい問題が見出
される。しかし、なぜそのような問題状況が生み出されてきたのかについて、日本社会では十分な理解が成立
しているとは言い難い。この講演では、日本における若者と仕事の実態をデータに即して把握し、その背景と
原因について、世界的な趨勢と日本固有の要素を整理しながら説明し、いかなる対策が求められているかに
ついて提言を行う。
主要著書
『軋む社会―教育・仕事・若者の現在』双風舎、2008年『「家庭教育」の隘路』勁草書房、2008年
『若者の労働と生活世界―彼らはどんな現実を生きているか』大月書店、2007年
『「ニート」って言うな!』(共著)、光文社(光文社新書)、2006年
『多元化する「能力」と日本社会―ハイパー・メリトクラシー化のなかで』NTT出版、2005年 ※第6回大佛
次郎論壇賞奨励賞
『若者と仕事―「学校経由の就職」を超えて』東京大学出版会、2005年
『女性の就業と親子関係―母親たちの階層戦略』勁草書房、2004年
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