講師紹介
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講師略歴
1967年 東京都生まれ1995年 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、博士(工学)
山形大学、龍谷大学、ケルン大学理論物理学研究所(ドイツ)を経て
2005年 東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻 助教授
2009年4月 東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻 教授
2009年7月 東京大学先端科学技術研究センター 教授
NPO法人日本国際ムダどり学会会長。専門は数理物理学。
様々な渋滞を分野横断的に研究する「渋滞学」を提唱し、著書「渋滞学」(新潮選書)は講談社科学出版賞など
を受賞。
国際学会誌に論文を多数発表。多くのテレビ、ラジオ、新聞などのメディアでも活躍している。
講演内容
「無駄学のすすめ」無駄とはいったい何でしょうか?無駄なものなんて世の中には無い、という人もいれば、世の中無駄だらけ、
と感じている人もいます。無駄を省くことは組織の効率を改善していく上でもちろん重要なことです。しかし一見
無駄に見えても実は効用があることもあり、ただ無駄を省いていくだけでもいけません。真に無駄なものだけを
排除するためには、そもそも無駄とは何かが分かっていないといけません。それを考える無駄学を実例を交え
てわかりやすく紹介します。
主要著書
『渋滞学』新潮社、2006年『クルマの渋滞アリの行列 渋滞学が教える「混雑」の真相』技術評論社、2007年
『理工系のための解く!線形代数』(共著)、講談社、2007年
『無駄学』新潮社、2008年
『「渋滞」の先頭は何をしているのか?』宝島社(宝島新書)、2009年
『よくわかる渋滞学 図解雑学』ナツメ社、2009年
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