講師紹介
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講師略歴
1946年 静岡県生まれ1970年 東京大学理学部地球物理学科卒業
1976年 東京大学大学院理学系研究科地球物理学専攻博士課程修了
同大学助手、助教授を経て
1999年 東京大学大学院新領域創成科学研究科教授
惑星科学者、理学博士
研究テーマ
太陽系天体の起源と進化-特に地球の起源と進化との関連に注目して-
宇宙における生命の起源と進化
1. 惑星形成論
2. 惑星集積過程の理論的・実験的研究
3. 原始地球環境と生命の起源に関する基礎研究
4. 地球及び地球型惑星の大気・海洋・地殻の起源と進化
5. 巨大隕石の衝突と地球・生命史との関連
6. 惑星・衛星・小惑星の熱史
7. 惑星探査のための基礎実験
1986年英国の科学雑誌「ネイチャー」に海の誕生を解明した「水惑星の理論」を発表し世界の地球科学者から
注目を集めた
最近は、地球、生命、文明の普遍性を宇宙に探るアストロバイオロジーの研究の第一人者として、NHKの地球
大紀行などの企画に参加したり、NHKを中心に数多くの科学番組に出演するなど、科学コミュニケーションにも
深く関る、また著作も多く、2007年には毎日出版文化賞を受賞(『地球システムの崩壊』新潮社)
講演内容
「地球学的人間論」主要著書
『惑星探査と生命・惑星の表面』恒星社厚生閣(現代天文学講座)、1979年『地球・宇宙・そして人間』徳間書店、1987年
『地球進化論』岩波書店、1988年
『地球・46億年の孤独』徳間書店、1989年
『宇宙誌』徳間書店、1993年
『150億年の手紙』徳間書店、1995年
『地球倫理へ』岩波書店(21世紀問題群ブックス)、1995年
『地球惑星科学入門・太陽系のなかの地球』(共著)、岩波書店(岩波講座 地球惑星科学I)、1996年
『巨大隕石の衝突-地球大異変の歴史を読み解く』PHP研究所(PHP新書)、1998年
『再現!巨大隕石衝突』岩波書店(岩波科学ライブラリー)、1999年
『宇宙人としての生き方-アストロバイオロジーへの招待』岩波書店(岩波新書)、2003年
『宇宙生命、そして「人間圏」』ワック(Wac bunko)、2005年
『宇宙で地球はたった一つの存在か』ウェッジ(ウェッジ選書)、2005年
『松井教授の東大駒場講義録』集英社(集英社新書)、2005年
『コトの本質』講談社、2006年
『われわれはどこへ行くのか? 』筑摩書房(ちくまプリマー新書)、2007年
『「わかる」と「納得する」-人はなぜエセ科学にはまるのか』ウェッジ、2007年
『地球システムの崩壊』新潮社(新潮選書)、2007年
『「科学的」って何だ』(南伸坊氏との共著)、筑摩書房(ちくまプリマー新書)、2007年
『人類を救う「レンタルの思想」』(対談集)、ウェッジ、2007年
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