講師紹介
このページを印刷
講師略歴
1948年 東京生まれ慶應義塾大学工学部卒、スタンフォード大学Ph.D.(工学博士号)
ウィスコンシン大学経営工学科、計算機学科併任準教授をつとめるなど、アメリカ、ヨーロッパ
で12年間過ごし帰国
一橋大学商学部教授を経て
1994年4月~ 慶應義塾大学大学院教授(現職)
エッセン大学(西ドイツ)客員教授、統計数理研究所客員教授、三菱総合研究所客員研究員
などを歴任
1999年4月 慶應義塾幼稚舎舎長に就任(2002年9月退任)
専門 情報組織論・ネットワーキング理論
主な研究の関心事は、情報論、ネットワーク論、意思決定論などを通して、ボランタリーな組織原理と
コミュニティ・ソリューションの可能性を探ること
ここ数年は、ボランタリーな社会・経済の仕組みやソーシャルイノベーションに注目している
教育改革国民会議委員となったことを契機に、近年は初等中等教育システムに関心をもち、地域コミュニティ
が作り運営する新しいタイプの学校であり、2005年度から法制化されたコミュニティ・スクールの提唱者
構造改革特区評価委員会専門委員、長野県教育委員
近著『学校評価―情報共有のデザインとツール』(ちくま新書)では、地域に開かれた学校を運営するために
ITを駆使した学校評価システムの必要性を説き、教育改革・学校改革に新しい羅針盤を提供している
講演内容
「ソーシャルアントレプレナー~新しい仕事の仕方の潮流~」ボランティアとも、いわゆるベンチャーとも違う、新しい「生き方」としてのソーシャルアントレプレナーについて、
外国での、また日本での萌芽的事例を中心にその考え方と方向性を探る。
主要著書
『ネットワーク組織論』(共著)、岩波書店、1988年『ボランティア―もうひとつの情報社会』岩波書店(岩波新書)、1992年
『ボランタリー経済の誕生』(共著)、実業之日本社、1998年
『新版 コミュニティ・ソリューション』岩波書店、2002年
『コミュニティ・ビジネスの時代』(共著)、岩波書店、2003年
『学校評価―情報共有のデザインとツール』筑摩書房(ちくま新書)、2005年
このページを印刷