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講師紹介

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金子 郁容

講演日 2006/07/04 (火)

金子 郁容
カネコ イクヨウ

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 教授

講師略歴

1948年      東京生まれ
          慶應義塾大学工学部卒、スタンフォード大学Ph.D.(工学博士号)
          ウィスコンシン大学経営工学科、計算機学科併任準教授をつとめるなど、アメリカ、ヨーロッパ
          で12年間過ごし帰国
          一橋大学商学部教授を経て
1994年4月~  慶應義塾大学大学院教授(現職)
          エッセン大学(西ドイツ)客員教授、統計数理研究所客員教授、三菱総合研究所客員研究員
          などを歴任
1999年4月   慶應義塾幼稚舎舎長に就任(2002年9月退任)

専門  情報組織論・ネットワーキング理論

主な研究の関心事は、情報論、ネットワーク論、意思決定論などを通して、ボランタリーな組織原理と
コミュニティ・ソリューションの可能性を探ること
ここ数年は、ボランタリーな社会・経済の仕組みやソーシャルイノベーションに注目している
教育改革国民会議委員となったことを契機に、近年は初等中等教育システムに関心をもち、地域コミュニティ
が作り運営する新しいタイプの学校であり、2005年度から法制化されたコミュニティ・スクールの提唱者

構造改革特区評価委員会専門委員、長野県教育委員
近著『学校評価―情報共有のデザインとツール』(ちくま新書)では、地域に開かれた学校を運営するために
ITを駆使した学校評価システムの必要性を説き、教育改革・学校改革に新しい羅針盤を提供している

講演内容

「ソーシャルアントレプレナー~新しい仕事の仕方の潮流~」

ボランティアとも、いわゆるベンチャーとも違う、新しい「生き方」としてのソーシャルアントレプレナーについて、
外国での、また日本での萌芽的事例を中心にその考え方と方向性を探る。

主要著書

ネットワーク組織論』(共著)、岩波書店、1988年
ボランティア―もうひとつの情報社会』岩波書店(岩波新書)、1992年
ボランタリー経済の誕生』(共著)、実業之日本社、1998年
新版 コミュニティ・ソリューション』岩波書店、2002年
コミュニティ・ビジネスの時代』(共著)、岩波書店、2003年
学校評価―情報共有のデザインとツール』筑摩書房(ちくま新書)、2005年

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