講師紹介
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講師略歴
1954年 横浜生まれ1979年 東京大学建築学科大学院修了
Asian Cultural Council給費研究員
1985年~86年 コロンビア大学建築・都市計画学科客員研究員
1990年 空間研究所設立
1998年~99年 慶應義塾大学環境情報学部特別招聘教授
1999年~ 隈研吾建築都市設計事務所主宰
2001年 慶應義塾大学理工学部教授
1994年 通産省選定グッドデザイン賞施設部門「梼原町地域交流施設」
1995年 JCDデザイン賞`95文化・公共施設部門最優秀賞「亀老山展望台」
1997年 日本建築学会賞「森舞台/登米町伝統芸能伝承館」
1997年 AIAベネディクタス賞「水/ガラス」
1997年 新いなかデザイン賞大賞受賞「檮原町地域交流施設」
1999年 ボストン・ソサエティ・オブ・アーキテクツ・アンビルト・アーキテクチー・デザイン・アワード受賞
2000年 東北建築賞作品賞受賞「川/フィルター」
2000年 インター・イントラスペースデザインセレクション`99大賞「北上運河交流館」
2000年 栃木県マロニエ建築賞「石の美術館」2000年 林野庁長官賞「馬頭町広重美術館」
2001年 インターナショナル・ストーン・アーキテクチャー・アワード「石の美術館」
2001年 村野藤吾賞、建築業協会賞「馬頭町広重美術館」
2002年 スピリット・オブ・ネイチャー 国際木の建築賞
講演内容
「建築と自然との共生」今、建築デザインは新しい時代を迎えつつあります。高度成長期の「勝つ建築」から、成熟期の「負ける建築」
へと移行しつつあります。
「負ける建築」は、環境を優先し、場所を優先する建築です。場所の歴史、文化、素材を大事にする建築です。
日本には、本来そのように場所を大事にしながら建築をつくる貴重な伝統がありました。もう一度、その伝統を
再生させる途を探りたいと思います。
主要著書
『10宅論』筑摩書房(ちくま文庫)、1990年『新・建築入門』筑摩書房(ちくま新書)、1994年
『建築的欲望の終焉』新曜社、1994年
『建築の危機を超えて』TOTO出版、1995年
『反オブジェクト』筑摩書房、2000年
『負ける建築』岩波書店、2004年
作品集
“Kengo Kuma、 Selected Works" Princeton Architectural Press、 2005年
“Kengo Kuma" Electa 、 2005年
『隈研吾読本Ⅱ』A.D.A. EDITA Tokyo、2004年
『隈研吾/マテリアル・ストラクチャーのディーテール』彰国社、2003年
『隈研吾読本Ⅰ』A.D.A. EDITA Tokyo、1999年
“Kengo Kuma / Geometries of Nature" L’arcaedizioni、 1999年
「隈研吾:デジタル・ガーデニング」『SD』11月号、鹿島出版会、1997年
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