講師紹介
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講師略歴
1946年 新潟県高田市生まれ東京芸術大学美術学部卒業
1978年 「ガウディ展」を全国11ヶ所で巡回
1980年 「子どものための版画展」を小・中学校中心に全国で巡回
1988年 「アパルトヘイト否! 国際美術展」を全国194ヶ所で巡回、草の根的なプロデュースを
展開し、それまであまり知られていなかったガウディとアパルトヘイトに反対する芸術家の
動きを日本に紹介
1997年 十日町地域ニューにいがた里創プラン事業総合コーディネーターとして、越後妻有アート
ネックレス整備構想に携わり、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2000、2003」
では総合ディレクターを務める(2001年ふるさとイベント大賞受賞)
2003年 フランス共和国政府より芸術文化勲章を受勲
その他出版から音楽、企画展のプロデュース、都市・建築・まちづくりにおけるアート計画など活動は多岐に
わたり、自ら美術・文化評論の執筆活動も行う
代表的なプロジェクトとしては「ファーレ立川アート計画」などがある
活動の拠点である代官山ヒルサイドテラスはその都市文化への発信に対する貢献で98年度メセナ大賞を
受賞している
講演内容
「アートディレクターという仕事」アートは場所と人、人と人を繋ぐ。空間、通信、市場、社会システムすらが均質化に向かうなかで、美術は
自然や類としての人間に連れそう友人のようではないか。一人一人の生理の発露である美術がもつ可能性
は重要だと思う。アートディレクターは場所や人間と作家をつなぐ媒介者だと思いたい。
効率へと向かう人類の終局の道行のなか、美術が果たせる役割をアートディレクターは補助できるだろうか。
主要著書
『ガウディを〈読む〉』(編著)、現代企画室、1984年『別冊太陽 パブリックアートの世界』(編著)、平凡社、1995年
『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2000』(編著)、現代企画室、2001年
『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003』(編著)、現代企画室、2004年
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