講師紹介
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講師略歴
1982年 慶應義塾大学大学理工学部大学院博士課程修了1989年~1990年 米国ベル研究所研究員
1997年 慶應義塾大学大学理工学部 教授
専門分野:
高速伝送ポリマー光ファイバーをはじめとするフォトニクスポリマー
学会等における主な役職:
1998年~ 国際会議委員会
International Committee of
Polymer Optical Fiber
(ICPOF)全体議長
1998年~ 日本電子機械工業会(通産省予算事業)
「新規産業支援型国際標準開発
『情報家電機器間の相互接続性確保のための標準化』」
委員会 委員長
1998年~2001年 通信・放送機構(郵政省予算事業)
「プラスチック光ファイバーの研究開発」
プロジェクトリーダー
2000年 科学技術振興事業団創造科学技術推進事業
(科学技術庁予算事業)
「小池フォトニクスポリマープロジェクト」総括責任者
受賞等:
1989年 米国プラスチック工学会(SPE)
電気・電子部門 最優秀論文賞
1994年 米国プラスチック工学会(SPE)
SPE International
Technology Award
- Fred O.Conley Award
1997年 応用物理学会国際会議
MOC/GRIN Paper Award
2001年 藤原科学財団 第42回藤原賞
講演内容
「光ファイバーが拓く新しい生活とビジネス」 光ファイバー通信網の最後の数百メートルに熱い視線が寄せられている。家庭内まで光ファイバー化が完了すると、この領域に使われる光ファイバーは全光ファイバーの95%以上になると試算される。しかし、現状は未だ手つかずの状況である。髪の毛よりもはるかに細い光ファイバーを張りまわすのに膨大なコストがかかるからである。近年、従来の金属線と同様な取扱い性を有しながらギガビット以上の伝送を可能とする高速プラスチック光ファイバーに新たな注目が寄せられている。ビデオをレンタルしないで家庭にいながらのダウンロード、臨場感あるリアルタイム動画伝送など、ギガビット光ファイバー網が可能とする膨大な新しい光通信市場を展望する。 |
主要著書
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