講師紹介
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講師略歴
1965年 | 慶應義塾大学経済学部卒 |
1970年 | 慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了 |
1974年 | Ph.D(博士)(労使関係学) アメリカ合衆国ウィスコンシン大学 |
1982年 | 慶應義塾大学経済学部教授 |
2000年 | 東京大学先端科学技術研究センター客員教授兼任役 |
2001年 | 内閣府特命顧問 |
講演内容
「小泉構造改革と日本経済の再生 ~生活産業創出のすすめ~」 日本経済が深刻な低迷に喘いでいる。アメリカをはじめとする世界同時不況やテロ事件の影響も大きいが、それだけではない。日本経済に独自の欠陥があるためだ。よく教育された労働力、世界最大の貯蓄、すぐれた生産技術、不活用な土地など多くの良質な経済資源に恵まれながら浮揚力を失っているのは、第二次大戦後の復興と成長をささえた政府主導の発展途上国型の経済システムを、高所得で成熟した経済になった今日まで、抜本的に改革せずに来たために矛盾が拡大して機能不全に陥っていることが原因である。この矛盾を解決して日本経済が新たな時代の繁栄を現実するにはどうすればよいか。そのための経済改革の主眼は、莫大な貯蓄を蓄積している多くの人々がその貯蓄を生活を楽しむために安心して使える環境条件を整備することにある。本講義ではそのための具体的な改革案とビジネス戦略を提示したい。 |
主要著書
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