講師紹介
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講師略歴
1948年 京都生まれオックスフォード大学哲学博士
早稲田大学政治経済学部教授を経て
1998年 国際日本文化研究センター教授
故小渕首相主宰「21世紀日本の構想」懇談会の中心メンバー、国土審議会委員
専門は比較経済史
歴史の大きな枠組みについて常識を覆す斬新な「文明の海洋史観」を提唱し、注目を集める。21世紀の
日本文明にふさわしいビジョンとして「富国有徳論」を唱え、美しい国土を持つ世界に誇りうる日本列島、
庭園の島(ガーデンアイランズ)構想を提唱している
近著に「文明の海洋史観」(中公叢書、読売論檀賞)、「『美の文明』をつくる」(ちくま新書)など
講演内容
「“力の文明”から“美の文明”へ~経済史的接近~」歴史には岐路がある。明治維新(とくに明治六年の政変)が岐路であったように、現代も岐路である。
「力の文明(アメリカ)」につくか、日本が独自の文明をきずくかの岐路にあるといってよいだろう。
「物産複合」「海洋史観」などの独自の視点から、経済がなぜダイナミックに変化するのかを解き明かし、
「美の文明」に基づいた未来戦略を述べる。
主要著書
『日本文明と近代西洋』日本放送出版協会(NHKブックス)、1991年『文明の海へ』ダイヤモンド社、1999年
『富国有徳論』中央公論新社(中公文庫)、2000年
『海洋連邦論』PHP研究所、2001年
『敵を作る文明 和をなす文明』(共著)、PHP研究所、2003年
■講師著書一覧
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