ログイン

夕学講演会

受講券購入・講演予約

会員の方

プライバシーポリシーに同意の上ご利用ください。

初めてご利用になる方

講師紹介

このページを印刷

畑村洋太郎

講演日 2002/05/29 (水)

畑村洋太郎
_

工学院大学国際基礎工学科教授・東京大学名誉教授

講師略歴

1966年東京大学大学院修士課程修了、株式会社日立製作所入社
1968年東京大学工学部助手
1969年同講師
1973年同助教授
1983年同教授
2001年4月工学院大学国際基礎工学科教授、畑村創造工学研究所開設
2001年5月東京大学名誉教授
2001年10月東北大学客員教授

工学博士(1973年2月15日 東京大学)

ナノ・マイクロ加工、カセンサ、加工の知能化、医学支援工学、技術と伝承と教育の方法論を研究するほか、失敗知識活用研究会を通じて失敗学の構築を行っている。また、実際の設計研究会を主宰し創造設計原理の研究を行っている。

講演内容

「失敗学のすすめ~失敗という財産をどう活かすか~」

 人はだれでも新しいことに挑戦すれば必ず失敗する。そこで知識や経験の必要性を体感・実感し、それを基にして進歩する。技術の世界にもこのことはあてはまり、失敗を分析し、新しい知識を樹立することによって新しい技術が生れ、社会を豊かにしてきた。このように失敗のマイナス面だけに目を向けるのではなく、失敗をプラスに転化するための考え方と方法を取り扱うのが「失敗学」であり、そこでは、失敗の必要性・失敗の原因と結果の関係・失敗を生かす工夫などについて具体的な例を取り上げながら学んでゆく。

主要著書

  • 『実際の設計-機械設計の考え方と方法』日刊工業新聞社、1988年

  • 『続・実際の設計-機械設計に必要な知識とデータ』編集、日刊工業新聞社、1992年

  • 『設計の原理-創造的機械設計論』監訳、朝倉書店、1992年

  • 『続々・実際の設計-失敗に学ぶ』共著、日刊工業新聞社、1996年

  • 『TRIZ入門』共著、日刊工業新聞社、1997年

  • 『実際の情報機器技術 情報機器の原理・設計・生産・将来』共著、 日刊工業新聞社、1998年

  • 『設計のナレッジマネジメント』共著、日刊工業新聞社、1999年

  • 『失敗学のすすめ』講談社、2000年(2000年10月 日経BP・BizTech図書賞受賞)

  • 『機会創造学』共著、丸善、2001年

  • 『東大で徹底検証!!失敗を絶対、成功に変える技術』共著、アスキー、2001年

  • 『子どものための失敗学』共著、講談社、2001年

  • 『失敗の哲学』日本実業出版社、2001年

  • 『失敗を生かす仕事術』講談社(新書)、2002年

  • 『失敗学の法則~決定版』文芸春秋、2002年
  • このページを印刷