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講師紹介

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国分良成

講演日 2002/05/22 (水)

国分良成
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慶應義塾大学地域研究センター所長・同大学法学部教授

講師略歴

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講演内容

1953年東京都生まれ、横浜育ち
1976年慶應義塾大学法学部政治学科
1981年同大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了
慶應義塾大学法学部専任講師に就任(現代中国論を担当)
1982年~84年ハーバード大学フェアバンク・センターおよびミシガン大学中国研究センターに客員研究員として留学
1985年慶應義塾大学法学部助教授
1987年~88年復旦大学国際政治学部(中国・上海)に客員研究員として留学
1992年慶應義塾大学法学部教授
1997年北京大学政治学・行政管理学部に客員研究員として滞在
1998年台湾大学法学院に客員研究員として滞在

専門:現代中国政治・外交と東アジアの国際関係
「グローバリゼーションは中国をどう変えるのか」

中国の台頭がさかんに議論されている。特にWTO加盟以後、中国市場の将来の可能性を求めて日本企業、とりわけ製造業の多くが中国に進出している。同時にそれは日本の深刻な不況を背景にしている。中国の将来は日本の将来にとっても重要な意味を持つ。ところが中国をめぐる議論は感情的なものが多く、客観的で冷静な分析が少ない。中国にとってグローバリゼーション(全球化)はいかなる意味を持つのか、成長は今後も続くのか、格差や貧困や環境は大丈夫なのか、政治体制はどうなるのか、この中で外交はどう展開されるのか、特に日本との関係はどうなるのか、こうした中国をめぐる山積みの問題について、総花的ではなく焦点を明確にして中国の全体像を描いてみたい。

主要著書

  • 『中国政治と民主化~改革・開放政策の実証分析』サイマル出版会、1992年

  • 『原典中国現代史』第1巻《政治・上》岩波書店、1994年

  • 『アジア時代の検証 中国の視点から』朝日新聞社(朝日選書)、1996年(1997年度毎日新聞社アジア太平洋賞特別賞受賞)

  • 『東アジア』(共編)自由国民社、1997年

  • 『日本・アメリカ・中国~協調へのシナリオ』(編)TBSブリタニカ、1997年

  • 『民族で読む中国』(共編)朝日新聞社(朝日選書)、1998年

  • 『日米中安全保障協力を目指して』(共編)勁草書房、1999年

  • 『現代アジア 危機からの再生』(編)慶應義塾大学出版会、1999年

  • 『中華人民共和国』筑摩書房(ちくま新書)、1999年

  • 『グローバル化した中国はどうなるか』(共編)新書館、2000年

  • 『中国全球化が世界を揺るがす』(編)ウェッジ(ウェッジ選書)、2000年

  • 『Challenges for China-Japan-U.S. Cooperation』Japan Center for International Exchange 、1998年
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