講師紹介
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講師略歴
1953年 | 東京都生まれ、横浜育ち |
1976年 | 慶應義塾大学法学部政治学科 |
1981年 | 同大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了 慶應義塾大学法学部専任講師に就任(現代中国論を担当) |
1982年~84年 | ハーバード大学フェアバンク・センターおよびミシガン大学中国研究センターに客員研究員として留学 |
1985年 | 慶應義塾大学法学部助教授 |
1987年~88年 | 復旦大学国際政治学部(中国・上海)に客員研究員として留学 |
1992年 | 慶應義塾大学法学部教授 |
1997年 | 北京大学政治学・行政管理学部に客員研究員として滞在 |
1998年 | 台湾大学法学院に客員研究員として滞在 |
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専門: | 現代中国政治・外交と東アジアの国際関係 |
「グローバリゼーションは中国をどう変えるのか」 中国の台頭がさかんに議論されている。特にWTO加盟以後、中国市場の将来の可能性を求めて日本企業、とりわけ製造業の多くが中国に進出している。同時にそれは日本の深刻な不況を背景にしている。中国の将来は日本の将来にとっても重要な意味を持つ。ところが中国をめぐる議論は感情的なものが多く、客観的で冷静な分析が少ない。中国にとってグローバリゼーション(全球化)はいかなる意味を持つのか、成長は今後も続くのか、格差や貧困や環境は大丈夫なのか、政治体制はどうなるのか、この中で外交はどう展開されるのか、特に日本との関係はどうなるのか、こうした中国をめぐる山積みの問題について、総花的ではなく焦点を明確にして中国の全体像を描いてみたい。 |
主要著書
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