講師紹介
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講師略歴
1983年3月 慶應義塾大学経済学部卒業1985年5月 日本銀行金融研究所客員研究生(~1986年10月)
1988年3月 慶應義塾大学経済学研究科博士課程単位取得退学
1991年4月 慶應義塾大学商学部助教授
2001年4月 慶應義塾大学商学部教授、博士(商学)
2003年10月 財務省財務総合政策研究所特別研究官(~2006年3月)
専攻・研究領域 : 経済学の実証分析
所属学会 : 日本経済学会
講演内容
「脳サプリメントの経済学」経済学の目的はただ単に経済活動にかんする知識を身につけることではない。経済学は世の中の動きを自分
の頭で考えるうえできわめて有効なツールとなりうるのである。しかし、日本の現状をみる限り、表層的な議論が
広く散見され、経済学的な考え方が国民の間に浸透しているとはいいがたい。本講演では、経済とは縁遠いと
思われてきた伝統分野や宗教などを例にとりながら、経済学的思考法がいかに私たちの頭を活性化し、実りある
議論に結びつけてくれるかを示したい。
主要著書
『テキストブック経済統計』(共著)、東洋経済新報社、2000年『テキストブック入門経済学』(共著)、東洋経済新報社、2001年
『日本経済の生産性分析』日本経済新聞社、2001年
『大相撲の経済学』東洋経済新報社、2003年
『お寺の経済学』東洋経済新報社、2005年
『障害者の経済学』東洋経済新報社、2006年
『これも経済学だ!』筑摩書房(ちくま新書)、2006年
『オバサンの経済学』東洋経済新報社、2007年
論文
"Issues of Japan’s Intellectual Product、" ( Managerial and Decision Economics、 a joint paper with Koichi Hamada、1997)
"An Index Number Method for Estimating Scale Economies and Technical Progress Using Time-series of Cross-Section
Data、" (The Japanese Economic Review、 a Joint paper with M. Nakamura and K. Yoshioka、1998)
"Measurement of Quality in Monopolistic Product Market、" (Japan and the World Economy、2002)
"Does the Natural Selection Mechanism Still Work in Severe Recessions? - Examination of the Japanese Economy
in the 1990s -、" (Journal of Economic Behavior and Organization、a joint paper with K.G. Nishimura and K. Kiyta、2005)
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