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講師紹介

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玄侑 宗久

講演日 2007/01/30 (火)

玄侑 宗久
ゲンユウ ソウキュウ

作家・僧侶

講師略歴

1956年   福島県三春町生まれ
        安積高校卒業後、慶應義塾大学中国文学科卒業
        さまざまな仕事を経験した後、京都、天龍寺専門道場に入門
現在     臨済宗妙心寺派、福聚寺副住職

福島県警で通訳(英語・中国語)を務める
また、エッセイから小説まで多岐にわたる執筆活動を続け、2001年には『中陰の花』で第125回芥川賞を
受賞する

写真:東小薗文隆氏撮影

講演内容

「もう一つの知の在り方」

近代的合理性が確立され、科学が時代を推し進めるにつれて、ロゴス的な分析知のみが「知」と思われる
ようになった。しかし東洋の賢者たちは、古来それとは違った「知」の様式を産み出してきた。それは全体を
分断せずにそのまま体験しようという方法である。「いのち」の実感や「やすらぎ」を取り戻すために、
そのような「もう一つの知の在り方」をご紹介したい。

主要著書

水の舳先』新潮社、2001年(2005年・新潮文庫)
中陰の花』文藝春秋、2001年(2005年・文春文庫)
アブラクサスの祭』新潮社、2001年(2006年・新潮文庫)
化蝶散華』新潮社、2002年
御開帳綺譚』文藝春秋、2002年(2005年・文春文庫)
アミタ-バ無量光明』新潮社、2003年
まわりみち極楽論-人生の不安にこたえる』朝日新聞社、2003年
あの世この世』(共著)、新潮社、2003年
禅的生活』筑摩書房(ちくま新書)、2003年
多生の縁-玄侑宗久対談集』文藝春秋、2004年
釈迦に説法』新潮社、2004年
リーラ 神の庭の遊戯』新潮社、2004年
死んだらどうなるの?』筑摩書房(ちくまプリマ-新書)、2005年
サンショウウオの明るい禅』海竜社、2005年
やおよろず的』四季社、2005年
禅語遊心』筑摩書房、2005年
無量光明(アミタ-バ)の世界-わたしたちの魂はどこへ行くのか』徳間書店、2005年
自燈明』三笠書房、2006年
ベラボ-な生活-禅道場の「非常識」な日々』朝日新聞社、2006年
お坊さんだって悩んでる』文藝春秋(文春新書)、2006年
慈悲をめぐる心象スケッチ』講談社、2006年
現代語訳・般若心経』筑摩書房(ちくま新書)、2006年

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