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講師紹介

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神野 紗希

講演日 2025/04/17 (木)

神野 紗希
コウノ サキ

俳人
現代俳句協会常務理事、日本経済新聞俳壇選者

講師略歴

1983年、愛媛県松山市生まれ。高校時代、俳句甲子園をきっかけに俳句を始める。第1回芝不器男俳句新人賞坪内稔典奨励賞、第11回桂信子賞受賞。お茶の水女子大学文教育学部で近現代文学を学び、同大学院修士課程修了、博士課程単位取得満期退学。大学での俳句や日本語・日本文学の講義、各地の文学館・俳句大会での講演、テレビやラジオなどのメディア活動などを通じて、広く俳句の魅力と可能性を発信している。日本経済新聞・信濃毎日新聞俳壇選者。俳句雑誌「noi」代表。
句集に『すみれそよぐ』、著書にエッセイ集『アマネクハイク』、『もう泣かない電気毛布は裏切らない』、『俳句部、はじめました』、『日めくり子規・漱石 俳句でめぐる365日』、他多数。

X(旧Twitter):@kono_saki

講演内容

【ハイブリッド受講】俳句が拓く、自由と肯定の哲学 

俳句は、季語を使ったり575の定型にのせたりと、制約の多い伝統文芸に見えるかもしれません。しかし歴史的には、ルール化された既存の文学観を打ち破り、世界を自由に拡張してきました。見過ごされてきた言葉や存在を詩として掬い上げることは、この世界の多様性を肯定することに繋がります。松尾芭蕉や正岡子規など古今の俳人の作品から、現代を軽やかに生きるためのエッセンスを抽出してお話します。俳句という詩が拓いてきた自由と肯定の哲学、インストールしてみませんか。


見逃し配信日程 ※本講演を予約された方のみ
2025年4月25日(金)0:00 ~ 5月1日(木)23:59
視聴方法は受講券を購入された方のご登録メールアドレス宛に、見逃し配信開始日の2営業日前にメールでご案内します。
 

主要著書

<句集>
すみれそよぐ』朔出版、2020年
光まみれの蜂』角川書店、2012年

<著書・エッセイ>
アマネクハイク』春陽堂書店、2024年
もう泣かない電気毛布は裏切らない』文藝春秋(文春文庫)、2023年
俳句部、はじめました さくら咲く一度っきりの今を詠む』岩波書店(岩波ジュニアスタートブックス)、2021年
女の俳句』ふらんす堂、2019年
日めくり子規・漱石 俳句でめぐる365日』愛媛新聞社、2018年

<実用書>
30日のドリル式 初心者にやさしい俳句の練習帖』池田書店、2015年

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