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講師紹介

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一川 誠

講演日 2023/11/15 (水)

一川 誠
イチカワ マコト

千葉大学大学院人文科学研究院 教授

講師略歴

1965年宮崎県生まれ。大阪市立大学文学研究科後期博士課程修了後、カナダ・ヨーク大学研究員、山口大学工学部感性デザイン工学科講師・助教授、千葉大学文学部助教授・准教授を経て、2013年より現職。
専門は実験心理学。時間に関する学際的研究領域である「時間学」に興味を持ち、2000年の山口大学時間学研究所や2009年の日本時間学会の設立に携わる。実験的手法を用いて人間の体験する時空間の特性や、人間の知覚、認知、感性の特性についての研究を行なっている。
著書に『仕事の量も期日も変えられないけど、「体感時間」は変えられる』(青春出版社)、『「時間の使い方」を科学する』(PHP新書)、『時計の時間、心の時間 退屈な時間はナゼ長くなるのか?』(教育評論社)、『大人の時間はなぜ短いのか』(集英社新書)など多数。

研究室サイト:https://www.l.chiba-u.jp/applicants/teachers/makoto_ichikawa.html
 

講演内容

【オンライン受講】心理学からみた「タイパ」

最近話題にのぼることの多い「タイパ」。メディアでは、映画やテレビドラマの倍速視聴や読書時間の極端な短縮などが取り上げられ、その特異性が強調されているようです。しかしながら、「タイパ」の実態を調べると、単なる効率の追求とは違った特性があることがわかります。今年の『SEIKO時間白書』などの調査で分かった「タイパ」の特性を紹介し、現代社会における時間との有意義な付き合い方について考察します。
 

主要著書

仕事の量も期日も変えられないけど、「体感時間」は変えられる』青春出版社、2022年
暇と退屈の心理学』(監修)、ニュートンプレス (ニュートン新書)、2022年
ヒューマンエラーの心理学』筑摩書房 (ちくま新書)、2019年
「時間の使い方」を科学する 思考は10時から14時、記憶は16時から20時』PHP研究所 (PHP新書)、2016年
みんなそれぞれ 心の時間 』(月刊 たくさんのふしぎ) 、福音館書店、2014年
錯覚学 知覚の謎を解く』集英社(集英社新書)、2012年
図解 すごい!「仕事の時間」術: 1日24時間を「もっと濃く」使う方法』三笠書房、 2011年
時計の時間、心の時間 退屈な時間はナゼ長くなるのか? 』教育評論社、2009年
大人の時間はなぜ短いのか』 集英社(集英社新書)、2008年
大人になると、なぜ1年が短くなるのか? 』(共著)、 宝島社、2006年(宝島SUGOI文庫、2015年)

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