講師紹介
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講師略歴
1957年生まれ。1986年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。防衛大学校教授、中央大学大学院国際会計研究科教授を経て現職。その間、ニューヨーク大学スターン経営大学院客員研究員(1年間)、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員(2年間)として在外研究に従事。専門領域は経営学、組織の経済学、比較コーポレート・ガバナンス論、ダイナミック・ケイパビリティ論。菊澤研宗のTwitter:@kikuzawajp
菊澤研宗研究会:https://kikuzawazemi.wixsite.com/keio/kikuzawazemi
講演内容
【ハイブリッド受講】 日本企業の強みを活かす経営戦略 ~ダイナミック・ケイパビリティ論~
変化が常態化する世界で、今日、世界で最も注目されている戦略経営論が、ダイナミック・ケイパビリティ論である。『2020年度版ものづくり白書』でも紹介されたこのダイナミック・ケイパビリティ(変化対応的自己変革力)とは何か。そして、その能力を発揮するには、日本企業にとって何が必要なのか。これらについて、お話してみたい。主要著書
『市場と財務の相互作用論』千倉書房、1992年『日米独組織の経済分析』文眞堂、1998年
『組織の不条理』ダイヤモンド社、2000年(2017年・中公文庫)
『比較コーポレート・ガバナンス論』有斐閣、2004年 ※第1回経営学史学会賞受賞
『<業界分析>組織の経済学-新制度派経済学の応用』(共著)、中央経済社、2006年
『組織の経済学入門-新制度派経済学』有斐閣、2006年(2016年・改訂版)
『「命令違反」が組織を伸ばす』光文社(光文社新書)、2007年
『なぜ上司とは、かくも理不尽なものなのか』扶桑社(扶桑社新書)、2007年
『戦略学―立体的戦略の原理』ダイヤモンド社、2008年
『組織は合理的に失敗する』日経新聞社(日経ビジネス人文庫)、2009年
『戦略の不条理―なぜ合理的な行動は失敗するのか』光文社(光文社新書)、2009年
『企業の不条理―「合理的失敗」はなぜ起こるのか』(共著)、中央経済社、2010年
『なぜ改革は合理的に失敗するのか―改革の不条理』朝日新聞出版、2011年
『失敗の本質―戦場のリーダーシップ篇』(共著)、ダイヤモンド社、2012年
『日本と日本軍の失敗のメカニズム 事例研究』(共著)、中央公論新社、2013年
『ビジネススクールでは教えてくれないドラッカー』祥伝社(祥伝社新書)、2015年※慶應義塾賞受賞
『組織の不条理―日本軍の失敗に学ぶ』中央公論社(中公文庫)2017年
『改革の不条理 日本の組織ではなぜ改悪がはびこるのか』朝日新聞出版 (朝日文庫)、2018年
『ダイナミック・ケイパビリティの戦略経営論』(編著)、中央経済社、2018年
『成功する日本企業には「共通の本質」がある ダイナミック・ケイパビリティの経営学』朝日新聞出版、2019年
『命令の不条理 逆らう部下が組織を伸ばす』 中央公論新社(中公文庫)、2022年11月刊行予定
『戦略の不条理』中央公論新社(中公文庫)、2022年12月刊行予定
『指導者の不条理』PHP研究所(PHP新書)、2022年12月刊行予定
その他多数。
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