講師略歴

専門は経済法、国際経済法、リーダーシップ（リーダーシップ基礎、交渉学、対話学）。
各省庁などの委員を歴任し、日米通商交渉やWTO（世界貿易機関）交渉等に携わる。ダボス会議（世界経済フォーラム）の「交渉と紛争解決」委員会の委員を務める等、最前線における国際交渉の活躍経験も有する。日本における「リーダーシップ基礎」・「交渉学」・「対話学」の研究・教育に取り組んでいる。
現在は、ホワイト＆ケース法律事務所特別顧問(弁護士)、交渉学協会理事長、日本説得交渉学会会長、社会実学研究所所長、田村総研株式会社代表取締役なども務めている。

田村次朗ホームページ：https://jirotamura.themedia.jp

講演内容

【ハイブリッド受講】　ニュースから学ぶ「対話力」 ～困難な問題を乗り越える交渉学のすゝめ～

家庭や仲間、会社、さらには国家間まで、あらゆる組織レベルにおいて生じる問題解決のために、「交渉」や「対話」が欠かせない。しかし、その手法を学んだことのある人は日本にはあまり多くいない。交渉力や対話力は個人の経験や資質に依存するとの考えが根強いが、実は基礎知識を身につけることで格段に向上させることができる。そこで、身の回りのニュースをテーマに交渉学・対話学の観点から解説し、その実践的手法を紹介する。

主要著書

『WTOガイドブック　第2版 』弘文堂、2006年
『独占禁止法　第4版』（共著）、弘文堂、2013年
『ハーバード×慶應流　交渉学入門』中央公論新社（中公新書ラクレ）、2014年
『16歳からの交渉力』実務教育出版、2015年
『リーダーシップを鍛える「対話学」のすゝめ』（共著）、東京書籍、2021年