講師紹介
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講師略歴
1959年広島県生まれ。1981年大阪大学工学部精密工学科卒業、同年マツダに入社。
1988年マサチューセッツ工科大学より経営学修士、1993年マサチューセッツ工科大学よりPh.D(経営学博士)取得。1994年神戸大学経済経営研究所助教授、同大学教授を経て、2008年一橋大学イノベーション研究センター教授、2012年同大学イノベーション研究センター長。2018年大阪大学大学院経済学研究科教授。
専門 : 戦略・組織マネジメント、技術経営
講演内容
「アート思考のものづくり ~マツダ・魂動デザインとSEDAモデル~」
商品の機能やスペック以上に意味的価値が重要になり、使い心地やデザインなど五感に訴えた商品開発手法としてデザイン思考が注目された。しかし、日本企業が再度世界で輝きを取り戻すためには、それを超えた取り組みが求められる。ユーザーの要望に迎合するのではなく、日本のものづくり哲学を世界に発信する「アート思考」だ。世界で多くの受賞を誇るマツダの魂動デザインを事例として説明する。同時に、顧客価値イノベーションを考える概念モデルとしてScience、Engineering、Design、Artの頭文字をとった「SEDAモデル」を提案する。「クロシングでの視聴はこちら」
※本講演は終了していますが、過去開催の「夕学講演会」約140本を、オンデマンド視聴可能な「クロシング(夕学アーカイブ)」より全編ご視聴いただけます。
(お申込み後、7日間無料体験いただけます。なお、ご視聴には会員情報登録(クレジットカード登録含む)及び初期設定が必要です。)
主要著書
『アート思考のものづくり』日本経済新聞出版、2021年『価値づくり経営の論理 日本製造業の生きる道』日本経済新聞出版、2011年
『MOT「技術経営」入門 マネジメント・テキスト』日本経済新聞出版、2006年
『製品開発の知識』日本経済新聞出版(日経文庫)、2006年
『マルチプロジェクト戦略 ポストリーンの製品開発マネジメント』有斐閣、1996年
『Thinking beyond Lean』(共著)、フリープレス(米国・英語)、1998年 ※中国語、韓国語、フランス語への翻訳書も出版
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