講師紹介
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講師略歴
1970年 愛知県生まれ2003年 パリ第十大学大学院哲学科博士課程終了。博士(哲学)
2007年 津田塾大学学芸学部准教授に着任
2013年 同教授に昇格
2017年 津田塾大学総合政策学部長・教授に就任
哲学を軸に現代社会における諸問題を幅ひろく論じる。
主な著書に『国家とはなにか』、『成長なき時代のナショナリズム』、『社会のしくみが手に取るようにわかる哲学入門』、『死刑 その哲学的考察』、『リベラリズムの終わり その限界と未来』など。テレビなどメディアへの出演も多数。
講演内容
「鼎談・ポストコロナ時代の日本社会を描く」
新型コロナウイルスの感染拡大は社会に大きな混乱をもたらしただけでなく、日本社会におけるさまざまな問題点を浮き彫りにしました。ポストコロナの時代に向けて私たちはその問題点をどう整理し、どう解決していくべきでしょうか。気鋭の財務省若手官僚有志2名とともに徹底的に議論したいと思います。多くの人にとっては日ごろ接することもあまりない財務省の若手官僚がどのような問題意識をもっているのかに触れる機会にもなると思います。白熱した議論の場をつくりたいと思います。※鼎談のお相手は財務省若手官僚有志2名を予定しています。
※登壇者による講演60分、鼎談45分、質疑応答15分の構成です。
主要著書
『国家とはなにか』以文社、2005年『カネと暴力の系譜学』河出書房新社、2006年(2017年・河出文庫)
『権力の読みかた』青土社、2007年
『「生きづらさ」について』(共著)、光文社(光文社新書)、2008年
『金融危機の資本論』(共著)、青土社、2008年
『暴力はいけないことだと誰もがいうけれど』河出書房新社、2010年
『超マクロ展望 世界経済の真実』(共著)、集英社(集英社新書)、2010年
『最新 日本言論知図』(編著)、東京書籍、2011年
『新・現代思想講義 ナショナリズムは悪なのか』NHK出版(NHK出版新書)、2011年
『没落する文明』(共著)、集英社(集英社新書)、2012年
『ベーシックインカムは究極の社会保障か』(共編著)、堀之内出版、2012年
『現在知vol.2 日本とは何か』(編)、NHK出版(NHKブックス別巻)、2014年
『闘うための哲学書』(共著)、講談社(講談社現代新書)、2014年
『ナショナリズムの現在 〈ネトウヨ〉化する日本と東アジアの未来』(共著)、朝日新聞出版 (朝日新書)、2014年
『哲学はなぜ役に立つのか?』サイゾー、2015年
『成長なき時代のナショナリズム』KADOKAWA/角川書店(角川新書)、2015年
『下流中年 一億総貧困化の行方』(共著)、SBクリエイティブ(SB新書)、2016年
『暴力と富と資本主義 なぜ国家はグローバル化が進んでも消滅しないのか』KADOKAWA/角川書店、2016年
『カント「永遠平和のために」』 NHK出版、2016年
『死刑 その哲学的考察』筑摩書房(ちくま新書)、2017年
『社会のしくみが手に取るようにわかる哲学入門』サイゾー、2018年
『リベラリズムの終わり その限界と未来』幻冬舎(幻冬舎新書)、2019年
『名著ではじめる哲学入門』NHK出版(NHK出版新書)、2020年
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