講師紹介
このページを印刷
講師略歴
1932年生まれ、東京大学教養学部教養学科卒業、同校大学院在学中フランス政府招聘給費留学生として渡仏、パリ大学付属美術研究所及びルーヴル学院で西洋近代美術史を専攻。東京大学文学部助教授、同教授、国立西洋美術館長等を経て現職。2000年紫綬褒章、2001年フランス、レジオン・ドヌール シュヴァリエ勲章、2002年日本芸術院賞・恩賜賞、2005年文化功労者、2012年文化勲章、2016年より日本藝術院会員。
数多くの著書を著し、特に1969年刊行の『名画を見る眼』は、50年近くにわたり名著として読み継がれ、啓蒙的役割を果してきた。『日本人にとって美しさとは何か』など著書多数。
講演内容
「『美しい』とは何か」
※本講演は石川氏の講演30分・高階氏の講演30分・質疑応答を含む対談60分の構成です。
■対談
石川 善樹氏(予防医学研究者)
主要著書
『世紀末芸術』紀伊国屋書店(紀伊国屋新書)、1963年(1981年・新版、2008年・ちくま学芸文庫)『ピカソ 剽窃の論理』筑摩書房、1964年(1995年・ちくま学芸文庫)
『現代美術』筑摩書房、1965年(1993年・ちくま学芸文庫/改題『20世紀美術』)
『フィレンツェ 初期ルネサンス美術の運命』中央公論社(中公新書)、1966年
『芸術空間の系譜』鹿島研究所出版会、1967年
『美の思索家たち』新潮社、1967年(1983年・青土社、1993年・新版)
『近代美術の巨匠たち』美術出版社、1969年(1998年・青土社、2008年・岩波現代文庫)
『名画を見る眼』岩波書店(岩波新書)、1969年
『名画を見る眼(続)』岩波書店(岩波新書)、1971年
『ルネッサンスの光と闇 芸術と精神風土』三彩社、1971年(1987年・中公文庫、2018年・改版)
『日本近代美術史論』講談社、1972年(1980年・講談社文庫、1990年・講談社学術文庫、2006年・ちくま学芸文庫)
『十二人の芸術家 現代を拓いた人々』 講談社(講談社現代新書)、1974年(1994年・新版/青土社)
『近代絵画史 ゴヤからモンドリアンまで(上・下)』中央公論社(中公新書)、1975年
『日本近代の美意識』青土社、1978年(1986年・増補版、1993年・新版)
『歴史のなかの女たち 名画に秘められたその生涯』文藝春秋、1978年(1984年・文春文庫、2008年・岩波現代文庫)
『西欧芸術の精神』青土社、1979年(1986年・増補版、1993年・新版)
『ルネッサンス夜話 近代の黎明に生きた人びと』平凡社、1979年(1987年・河出文庫)
『美の回廊 ドラクロワからミロまで』美術公論社、1980年
『ゴッホの眼』青土社、1984年(1993年・新版、2005年・新版、2019年・復刊)
『想像力と幻想 西欧十九世紀の文学・芸術』青土社、1986年(1994年・新版)
『世紀末の美神たち』集英社、1989年(1997年・青土社)
『フランス絵画史 ルネッサンスから世紀末まで』講談社(講談社学術文庫)、1990年
『日本美術を見る眼』岩波書店、1991年(1996年・同時代ライブラリー、2009年・岩波現代文庫/増補版)
『19・20世紀の美術』岩波書店(岩波日本美術の流れ6)、1993年
『モーツァルトの肖像をめぐる15章』小学館、1995年(2010年・改題『肖像画論』青土社)
『日本絵画の近代 江戸から昭和まで』青土社、1996年
『西欧絵画の近代 ロマン主義から世紀末まで』青土社、1996年
『芸術のパトロンたち』岩波書店(岩波新書)、1997年
『西洋の眼 日本の眼』青土社、2001年(2018年・新装版)
『バロックの光と闇』小学館、2001年(2017年・講談社学術文庫)
『水絵の福音使者 大下藤次郎(全2冊)』(監修)、美術出版社、2006年
『本の遠近法』新書館、2006年
『日本の現代アートをみる』講談社、2008年
『Art1 誰も知らない「名画の見方」』小学館(小学館101ビジュアル新書)、2010年
『「美人画」の系譜 心で感じる「日本絵画」の見方』(共著)、小学館、2011年
『ルネサンスの名画101』(共編著)、新書館、2011年
『ニッポン現代アート』講談社、2013年
『西洋絵画の歴史 1 ルネサンスの驚愕』(監修)、小学館(小学館101ビジュアル新書)、2013年
『ミロのヴィーナスはなぜ傑作か?: ギリシャ・ローマの神話と美術』小学館(小学館101ビジュアル新書)、2014年
『ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」はなぜ傑作か?: 聖書の物語と美術』小学館(小学館101ビジュアル新書)、2014年
『日本人にとって美しさとは何か』筑摩書房、2015年
このページを印刷