講師紹介
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講師略歴
1975年、東京都出身。慶應義塾大学法学部卒業。大学卒業後、中日新聞社に入社。東京本社(東京新聞)へ配属。千葉、埼玉など各県警担当、東京地検特捜部担当を歴任。社会部でセクハラ問題、武器輸出、軍学共同、森友・加計問題などを取材。
著書に『武器輸出と日本企業』、自らの四半世紀を綴った『新聞記者』など。
Twitter : @ISOKO_MOCHIZUKI
講演内容
「新聞記者の仕事を通して見えるもの」
自民党が政権復帰した2012年以降、官邸はメディア幹部やベテラン記者との会食を繰り返し、取り込みを進めた。さらに2014年11月、首相の最側近、萩生田光一議員が選挙報道で「公平公正中立な報道を」とテレビ各社に要望して以降、メディアの委縮・自粛・忖度が加速している。2019年参院選でも山本太郎代表含むれいわ新選組を取り扱うメディアは限られ、テレビは選挙後に取り上げる始末。前回に比べテレビの選挙報道は3割~4割減った。
過去二番目の低投票率は萎縮するメディア側の責任だ。メディアが萎縮する現在、市民や記者は何を武器にどう闘うべきか。皆さんと共に考えたいと思います。
主要著書
(単著)『武器輸出と日本企業』角川書店(角川新書)、2016年
『新聞記者』角川書店(角川新書)、2017年 ※2019年に映画化。
(共著)
『武器輸出大国ニッポンでいいのか』(共著)、あけび書房、2016年
『THE独裁者』(共著)、ベストセラーズ、2018年
『追及力』(共著)、光文社(光文社新書)、2018年
『権力と新聞の大問題』(共著)、集英社(集英社新書)、2018年
『フェイクと憎悪:歪むメディアと民主主義』(共著)、大月書店、2018年
『しゃべり尽くそう!私たちの新フェミニズム』(共著)、梨の木舎、2018年
『「安倍晋三」大研究』(共著)、ベストセラーズ、2019年
『同調圧力』(共著)、角川書店(角川新書)、2019年
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